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下記の要領で第141回東京脂質談話会を開催いたします。
事前参加などは不要でございますので、お気軽にご参加ください。

日時 : 平成22年1月20日(水)18:00~19:00

会場 : 東京大学医学部教育研究棟6階 細胞情報学教室セミナー室

演者 : 東京大学先端科学技術研究センター 代謝医学分野
     教授 酒井 寿郎 先生

演題 : ケトジェニックな状態における酢酸活性化による体温と運動能の維持機構


要旨 : アセチル-CoA合成酵素(AceCS)は酢酸とCoAから、アセチル-CoAを合成する。
ほ乳類では、細胞質に局在するAceCS1とミトコンドリアに存在するAceCS2が存在する
 (Fujino et al JBC 2000)。AceCSはSirt1、AceCS2はSirt3によって脱アセチル化さ
れ、不活化される。AceCS1はSREBPによって調節され脂質合成に寄与するのに対
し(Ikeda et al JBC2001)、AceCS2はKrüppel like factor(KLF15)によって制御され
絶食時に誘導される(Yamamoto J et al JBC 2004)。酢酸は絶食・飢餓などケトジェニッ
クな状態で肝臓で合成され肝臓外の組織で活性化され利用されることが言われていた
が、詳細は不明であった。AceCS2欠損マウスの解析から、酢酸がケトジェニックな状態で
体温維持や持久運動能力の維持など重要な役割を担うことが明らかとなった
(Sakakibara I et al Cell metabolism 2009)。


世話人  清水 孝雄
     新井 洋由
    ○門脇 孝
     矢冨 裕

 会終了後、意見交換会をご用意しております。
問い合わせ先 03-5802-2925(内線23448)橋立 智美
共催:東京脂質談話会 / 第一三共株式会社



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