農研機構国際シンポジウム「動物用バイオ医薬の将来展望とその課題」が下記の要領で開催される。最新情報は「バイオ関係者、皆のホームページ」学会・補助金欄、もしくはHot Newsの上フレームにある分野別Hot Newsセミナー学会を選択してアクセスできる。
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日時:2009年11月16日 10時~17時30分
会場:秋葉原コンベンションホール(秋葉原駅前 ダイビル2階)
参加費および参加申込:参加無料、事前申し込みは不要

現在の畜産を取り巻く情勢をみると、家畜飼養形態の大規模化、集約化にともない、農場では日和見感染症や複合感染症、慢性感染症および生産病などの従来の防除技術では充分な効果が得られない疾病によって衛生費が増大しています。さらに、食の安全への消費者の関心の高まりに対応した抗生物質等の動物用医薬品の使用量削減、経営の効率化に資する家畜疾病の省力的かつ多機能な予防・治療法の開発が切望されています。このような状況を打開するために、新しい技術を用いた動物用バイオ医薬の開発が試みられており、中でもサイトカインを用いた疾病防除技術や遺伝子組換えワクチンの開発は重要な課題となっています。

サイトカインは免疫系の調節を始め、生体の恒常性維持に働く因子で、医学分野では癌や肝炎など難治性疾患の治療薬として利用されていますが、獣医学分野ではネコおよびイヌのインターフェロンとウシ用のインターフェロン製剤以外にはまだ実用化に至ったものはありません。

遺伝子組換えワクチンについては、海外では現在10種以上の動物用ワクチンが開発されて市販されており、我が国でも平成20年1月に猫白血病用の遺伝子組換えワクチンの、また本年6月にはニワトリ用の遺伝子組換えワクチンの第一種使用が承認されるなど、今後、実用化が加速されるものと思われます。

本シンポジウムでは、サイトカインを用いた動物用医薬や組換えワクチンの実用化を促進するため、メリアル社生物学的製剤研究開発部門の責任者であるDr. Robert Nordgrenの招待講演をはじめ、国内外でサイトカインを用いた疾病防除技術や遺伝子組換えワクチン開発に携わる研究者と現在の利用状況や問題点などに詳しい専門家の講演により現状を概観するとともに、参加者を交えた討論によって解決すべき課題や今後執るべき方向性について理解を深めたいと思います。

獣医学・動物衛生や畜産関係者をはじめ、医学、薬学、など関連する分野の企業、大学、研究機関、行政など様々な立場の方々にご参加頂き、有意義な情報交換と討論の場になることを期待しております。

プログラム等詳しくはホームページ
http://niah.naro.affrc.go.jp/event/naro_sympo/ppv.pdf
を参照ください。