09年10月7日から9日、パシフィコ横浜で開催される我が国最大のバイオ展示会・シンポジウム・オープンイノベーション・アリーナであるBioJapan2009に出展するJTは、同社の植物イノベーションセンターが開発した新しいアビジン様たんぱく質の用途開発や販売先を求めている。加えて同社が蓄積してきた植物への遺伝子導入技術などもブースで展示する計画だ。
 同社とはマッチングソフトでコンタクト可能だ。また、セミナーやランチョンの参加事前登録(無料)はここをクリックして申し込み願いたい。(聞き手、宮田満)

---BioJapan2009で求めるものは何か?
 当社が開発したアビジン様たんぱく質「タマビジン」を試薬として販売する提携先と、診断薬やアフィニティカラムクロマトグラフィの担体などに用途開発を共同で行う企業を求めている。
---「タマビジン」とは何か?
 いもち病抵抗性のイネを育種を目的に、抗菌性のたんぱく質をスクリーニングした結果、タモギタケから抗菌たんぱく質として2種のタマビジンをクローン化した。ビオチンと極めて親和性と特異性高く結合する活性があった。従来、鶏卵から抽出したアビジンや放線菌が生産するストレプトアビジンが、ビオチンと特異的に結合することが知られており、免疫診断薬の検出系やアフィにティクロマトグラフィに産業化していた。タマビジンはストレプトアビジンとビオチン特異性はほぼ同じで、しかも大腸菌を宿主に発酵生産できる利点がある。DNA配列は既存のアビジンとは全く異なる。またタモギタケは食用キノコであり、タマビジンは食品などの精製にも安全に使用できる。
 また、遺伝子操作によって、ビオチンの結合性を残し、タマビジンの誘導体を開発、耐熱性や親和性の改良にも目処をつけた。
 2010年4月には研究用試薬として販売する計画で、試薬企業との販売提携も希望している。
 
---このほかに展示するものは何か?
 磐田市にある植物イノベーションセンターは、Agrobacteriumによるイネやトウモロコシの遺伝子導入技術について海外へのライセンスを進めており、当社の技術によって多数の組換え農産物が海外で実用化している。今回、展示ブースでもこうした当社の植物の遺伝子導入法を紹介する。

---タバコ、食品、医薬品の分野では何を期待しているか?
 タバコや医薬品の周辺技術で面白いものがあれば、担当部署につなぐ。食品では科学的に根拠のある機能性の食品などには興味がある。

---アポイントや面談希望者に対する要望はあるか?
 展示ブースには2名は常駐しているので、気軽にご訪問いただきたい。タマビジンの販売希望の申し入れも歓迎する。

(この記事は特別に全文無料で提供しています)


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