***** seminarMLから情報転載 *****


東京大学大学院医学系研究科 構造生理学・精神医学

演題:Disrupted-in-Schizophrenia-1 (DISC1)の後シナプスにおける機能:
統合失調症の病因・病態としての後シナプス

演者:林 朗子 MD PhD
ジョンス ホプキンス大学
精神神経科学 細胞分子医学部門(澤明研究室)

日時:平成21年8月4日(火) 18:00~19:00

場所:東京大学医学部教育研究棟2階 第1セミナー室

要旨:統合失調症は病因不明の難治性疾患であり、遺伝的影響が大きく、
シナプス減少及びグルタミン酸伝達低下などが病態生理として
知られている。われわれは、疾患候補遺伝子である
Disrupted-in-Schizophrenia-1(DISC1)が後シナプスに局在し、
同部位において、後シナプス機能に重要な役割を担う分子Kal-7と結合
することに注目した。免疫組織化学、電気生理法、生化学的手法を
用い、DISC1/ Kal-7シグナルの遺伝子改変の効果を検証した結果、
DISC1は神経活動依存的にKal-7経路を調節しグルタミン酸シナプスの
形態維持に関与すること、さらにDISC1の機能障害は、シナプス密度の
減少が生じることを見出した。本セミナーでは、後シナプスにおける
DISC1機能についての我々の最近の知見を紹介し、その治療学的
展望についても紹介する。

主催:東京大学大学院医学系研究科 構造生理学・精神医学

連絡先:東京大学大学院医学系研究科 構造生理学部門 
    河西 Tel 03(5841)1440




seminarMLに関する情報は「バイオ関係者、皆のホームページ」特選MailingList_Forum欄でアクセスできる。