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第212回 Bone Biology Seminar



「 FGF23とリン代謝異常症」



福本誠二先生

東京大学医学部附属病院腎臓・内分泌内科講師



 線維芽細胞増殖因子(fibroblast growth factor: FGF)23は、FGF19やFGF21と共に、FGF19サブファミリーに属する液性因子である。FGF19サブファミリーメンバーは、ヘパリンへの親和性が弱く、局所因子ではなく全身性因子として作用する。またFGF19サブファミリーメンバーは、FGF受容体とKlotho、あるいはβKlothoとの複合体に結合することにより、その作用を発揮するという特徴を有している、FGF23は、主に骨細胞により産生され、腎近位尿細管のリン再吸収の抑制、1&s_comma;25-水酸化ビタミンD産生抑制などを介して、血中リン濃度を低下させる。過剰なFGF23作用により、いくつかの低リン血症性くる病/骨軟化症が、一方FGF23作用障害により高リン血症を特徴とする家族性腫瘍状石灰沈着症が惹起されることが明らかにされてきた。これらの結果は、FGF23が骨により産生され、腎臓に作用するホルモンであることを示している。FGF23の同定により、骨はホルモン産生臓器としても機能すること、一部のくる病/骨軟化症や腫瘍状石灰沈着症が、内分泌疾患として理解$5$l$k$3$H$&s_comma;L@$i$+$H$J$C$?!#



J Biol Chem. 2008

Nature. 2006




2009年6月12日(金) 17:00~19:00

東京医科歯科大学 

難治疾患研究所(駿河台地区)1階会議室



(公開講座、来聴自由)





問い合わせ先: 難治疾患研究所分子薬理学 野田政樹 

TEL 03-5280-8066




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