製薬最大手の米Pfizer社は2009年1月26日、同業の米Wyeth社の買収を発表した(関連記事1関連記事2)。

 買収の方法は現金と株式交換による。1株あたりの価格は50.19ドルで、買収総額は約680億ドル(約6兆1200億円)。年間売上高6兆円を超える巨大企業が誕生する。

 Pfizer社は、稼ぎ頭である高脂血症治療薬「リピトール」の後継品の開発に失敗し、2011年以降、売上高の急減に見舞われる公算が強まっていた。一方のWyeth社も、抗潰瘍薬や抗うつ薬など主力製品の特許切れへの対応策が求められていた。(河野修己)