***** seminarMLから情報転載 *****

来る11/13木18:30より、日本免疫不全症研究会
特別講演として、ネッケル小児病院のMarina Cavazzana-Calvo
先生による講演を予定しております。

演題名:Human Lymphoid Progenitor cells and its
disease(ヒトリンパ球前駆細胞とその異常による先天性免疫不全症)
場所:幕張メッセ 国際会議場3F301

Marina Cavazzana-Calvo教授は、フランス、パリ、ネッケル小児病
院の細胞治療/遺伝子治療センター長兼パリデカルト大学医学部教
授であり、2000年に重症複合免疫不全症(SCID)に対す
る血液幹細胞を用いた遺伝子治療を世界で初めて成功させた方です
*。
また、欧州骨髄移植学会(EBMT)の先天性疾患検討Working
Group長として、ヨーロッパ全体の骨髄移植を含む血液幹細胞移植の
成績の向上に長く尽力してきました。
先天性免疫不全症の病因という意味でも、フランス国立衛生医学研究所 
U768のグループリーダーとして研究チームを率いており、放射線高感受性
SCIDの原因に長く取り組み、その原因の一つが新規遺伝子
Artemisであることを明らかにし、その遺伝子治療の基礎実験に成功
しています**。
今回、日本小児血液学会に招聘された貴重な機会を利用して、日本
免疫不全症研究会特別講演においても御講演いただけることとなり
ました。
最近、彼女らのグループは、ヒトのリンパ系前駆細胞
が、Lin(-)CD34(+)CD10(+)CD24(-)であることを分子生物学的
に明らかにしており、更に、リンパ系前駆細胞と骨髄球系の分化障
害をきたすSCIDの最重症型である細網異形成症(Reticular
dysgenesis)の原因遺伝子を発見しました****。今回、これ
らの最新のデータについて講演していただける予定です。ぜひ御来
聴下さい。

*Science. 2000;288(5466):669-72.&s_comma; N Engl J Med. 2002;346(16):1185-93.&s_comma;
Lancet. 2004;364(9452):2155-6. etc.
**Cell. 2001;105(2):177-86.&s_comma; Mol Ther. 2008;16(8):1490-9.
***J Exp Med. 2007;204(13):3085-93.
****Nature Genetics. 2008 in press

ポスターについては、下記をご覧下さい。
http://www.jsid.jp/080902.pdf

なお、Cavazzana-Calvo先生は、小児血液学会でも11/15土に
Presidential symposiumとして免疫不全症に対するgene therapyにつ
いて、最新の治験を御講演していただけることになっております。
会員の先生方にはこちらの方も合わせて、ぜひ御来聴下さい。




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