第31回アグリバイオインフォマティクス・セミナーが下記の要領で開催される。最新情報は「バイオ関係者、皆のホームページ」学会・補助金欄、もしくはHot Newsの上フレームにある分野別Hot Newsセミナー学会を選択してアクセスできる。
  バイオ関係の学会・セミナー情報は、毎日、午前・午後更新。どうぞ毎日2回以上ご確認ください。


●公的な学会、研究会の告知募集は無料掲載、企業が開催するセミナー告知は有料です。詳細はmiyata@nikkeibp.co.jpまでメールください。


日時:10月30日(木)13:30-16:45(約15分間休憩を含む)
場所:東京大学 農学部2号館1階 第2講義室
参加登録:不要
参加費:無料

第31回セミナー
タイトル:「DNA情報を用いた鯨類の分子系統樹構築」および「DNAから探るシクリッドの爆発的多様化」
講師:二階堂雅人 先生(東工大生命理工研究科)
要旨:地球上に現存する生物は、46億年という途方もなく長い歴史の中で、日々変わりゆく多様な地球環境に適応しながら生き延びて来たグループである。現在、150万を超えるとも言われるその生物種は、それぞれが形態的にも生態的にも驚くほど多様で、実に興味深く魅力的である。この生物多様性獲得の道筋やそのメカニズムを明らかにするのが進化・系統学である。本セミナーの前半では、既存のDNA配列比較とは異なり、レトロポゾンの一種であるSINEのゲノムへの挿入イベントを指標とする分子系統樹推定法について説明し、それにより明らかとなった鯨類の系統関係について話す。後半には我々が現在進めているシクリッド類(タンザニアの湖に住む淡水魚)の嗅覚(受容体遺伝子群)と種分化に関する研究を中心として、インフォマティクスとは対極に位置するタンザニアでの野外調査についても話す。本セミナーに参加される若い学生のみなさんには、ダイナミックな進化研究の醍醐味を感じていただき、近い将来にみなさん自身が研究に打ち込む姿を思い描いていただければ幸いである。


問い合わせ:東京大学大学院農学生命科学研究科アグリバイオインフォマティクス