2008年のノーベル医学生理学賞の受賞者が発表された。受賞者は3人のウイルス学者だ。

 1人はドイツのハイデルベルグにあるGerman Cancer Research CentreのHarald zur Hausen教授。ヒトパピローマウイルス(HPV)と子宮頸がんの関係を初めて指摘した。現在、HPVの殻のたんぱく質を利用した子宮頸がん予防用のワクチンが開発され、世界各国で普及し始めているが(日本ではグラクソ・スミスクラインと万有製薬が承認申請中)、zur Hausen教授の発見がなければワクチンはできなかっただろう。

 残る2人はフランスRegulation of Retroviral Infections Unit&s_comma; Virology Department&s_comma; Institut PasteurのFrançoise Barré-Sinoussi博士とWorld Foundation for AIDS Research and PreventionのLuc Montagnier博士。ヒト免疫不全ウイルス(HIV)の発見が受賞理由となった。


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