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新刊書籍のお知らせ
*新刊書籍
「最新栄養学(第9版)」
「食品の安全性評価のポイント」
<新刊書籍のお知らせ>
◇「最新栄養学〔第9版〕」発刊
(Present Knowledge in Nutrition Ninth Edition翻訳版)
翻訳監修:木村修一、小林修平
(目次)
1.システム生物学
2.エネルギー生理学
3.エネルギーと主要栄養素
4.脂溶性ビタミンと関連栄養素
5.水溶性ビタミンと関連栄養素
6.ミネラルと微量元素
7.栄養とライフサイクル
8.栄養と免疫
9.栄養と慢性疾患
10.食事,食品と栄養
11.公衆衛生と国際栄養
12.最新の栄養学的課題
定価:本体18000円+税
出版元(建帛社 TEL:03-3944-2611)に直接ご注文下さい。
*ILSI Japan会員はご注文の際にその旨お伝えいただくと1割引になります(送料無料)
◇「食品の安全性評価のポイント」発刊
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「食品の安全性評価のポイント」は、安全性評価の既知の考え方を集め、評価の際のヒントにできるよう、必見のポイントをフロー形式でまとめ、よりわかりやすくカラー刷りしたものです。また、参考としたいくつかの文献については全文を末尾に添付しました。
現在食品の安全性評価に携わっている人のみならず、これから評価を行う人も含め、一人一人がいつでもお手元に置いて評価の際のガイドとして使っていただけることを期待しています。必ずや評価の際の参考になることと思います。
(ILSI Japan食品リスク研究部会一同)
ILSI Japan Report Series「食品の安全性評価のポイント」
監修:林 裕造
作成:ILSI Japan食品リスク研究部会
発行:ILSI Japan
全102ペ-ジ
定価:3000円(ILSI Japan会員価格:2000円)(各送料別)
※お申し込みは、ILSI Japanホームページ (http://www.ilsijapan.org/page61.html)からお願いします。
<「食品の安全性評価のポイント」作成の目的と経緯>
ILSI Japan食品リスク研究部会では、これまで毎年「食品リスク研究講演会」を開催してきましたが、2005年5月の第5回講演会で、林裕造先生に「食経験の少ない食品の安全性評価の考え方」について基調講演をしていただき、食経験を踏まえた安全性評価の考え方を分かりやすく解説していただきました。
そこで、林先生の講演内容をフローチャートのような形式で解説することができれば、食品の安全性を評価しようとする人にとって大いに参考になるのではないかと考えました。さらに、安全性評価の考え方に関する他の幾つかの資料(参考文献として掲載)と合わせ、考え方のポイントを網羅的に示すことができれば、より有用なものになると考えました。
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(本文より一部紹介)
食品の販売は原則自由である。これは、食品あるいは食品成分の安全性が「食経験」によって確かめられているという考えに基づいている。
一方、食経験が十分ある食品であっても、それらをこれまでに食経験のない水準または方法で摂取するような「食経験が限定的」な食品の販売の場合、得られた食経験情報のみでは人への安全性確保の説明根拠として不十分であることから、食経験の不足を科学的根拠により補うことによって、人の健康を損なうおそれがない旨の確証を得る必要がある。
以上の考え方に基づき、食品の安全性について食経験を中心とした評価を行えるよう、「食品の安全性評価のポイント」 は大きく以下の5つのステップから構成されている。
「(1)安全性評価の前提条件」
「(2)食経験情報に基づく安全性評価ポイント」
「(3)安全性・有害性情報に基づく安全性評価ポイント」
「(4)科学的根拠に基づく安全性評価ポイント」
「(5)科学的安全性根拠の考え方ポイント」