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神経機能セミナー・若手シリーズのご案内(来聴歓迎・事前登録不要)

演題:アフリカツメガエル初期胚における外胚葉決定の分子機構

演者:笹井 紀明 博士
   理化学研究所発生再生科学総合研究センター(CDB)
   細胞分化・器官発生研究グループ

日時: 平成20年7月16日(水) 午後4時~5時
場所: 東大医学系研究科教育研究棟13階1305号室(第8セミナー室)
    http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_02_09_j.html

 脊椎動物の初期発生過程では、受精直後の未分化な細胞集団は、まず、外胚葉、中
胚葉、内胚葉へと運命決定されます。従来、中胚葉や内胚葉への分化に関わる因子は
多数が同定されていますが、神経系へと至る外胚葉への分化制御機構については不明
な点が多く残されています。今回私たちは、アフリカツメガエル初期胚の予定外胚葉
領域に発現する核内因子XFDLを同定し、XFDLは中胚葉分化抑制と外胚葉分化促進に関
して必要十分であることを見出しました。今回のセミナーでは、XFDLによる外胚葉決
定の詳細な分子メカニズムのほか、ES細胞を用いた哺乳動物の外胚葉決定研究への応
用の可能性も併せて議論します。
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 笹井博士は発生再生科学総合研究センター(CDB)の笹井芳樹GDのところで研究員をさ
れ、発生生物学の最重要課題であった外胚葉の分化運命決定因子の同定に成功して、
CELL誌 (Cell&s_comma; 2008&s_comma;133&s_comma;878-) に発表しました。今回、その発見を中心にセミナーを
して頂きます。
 また本セミナーでは、実際に実験に携わっている第一線の若手研究者に発表を御願
いしており、現場目線での問題意識の共有や交流も目的としています。機能的遺伝子
スクリーニングなどの技術面や外胚葉分化の意義など気軽に議論をする機会になれば
幸いです。

問合せ:東京大学大学院医学系研究科 神経機能解明ユニット 
    河崎洋志(Hiroshi Kawasaki)
    tel 03-5841-3616
    e-mail kawasaki@m.u-tokyo.ac.jp
http://square.umin.ac.jp/top/



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