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第279回CBI学会研究講演会

「創薬研究に新たな展望を開くイオンチャネル」


日時:2007年11月19日(月)13:00-17:50
場所:日本化学会 化学会館7Fホール
東京都千代田区神田駿河台1-5(JRお茶の水駅下車、徒歩4分)

世話人:澤田光平(エーザイ株式会社)、森 泰生(京都大学工学部)

開催趣旨:イオンチャネルをターゲットとした創薬研究に明るい未来はあるのだろうか。イオンチャネルは人の基本的生理機能である感覚入力から、神経や筋肉の興奮、筋収縮制御、体液バランス維持、免疫応答への関与など多くの反応の基本的機能素子として働いている。またイオンチャネルの遺伝子変異による疾患も多く知られており、イオンチャンルの機能を修飾する薬物が種々の疾患の治療薬となる可能性は非常に高い。実際、L-typeカルシウムチャネル拮抗薬、GABA受容体作動薬、Na-チャネル阻害薬、ATP-感受性K-チャンネル開口薬などは市場で大きな価値を築いている。これら以外のチャネルについても創薬研究は進められてきたが、それほど大きな成功は示されていない。それにはいくつかの原因が考えられるが主なものは、1)多くのイオンチャネルには内因性のリガンドがないため、リガンドの化学修飾や結合実験などの手法が取れない。2)チャネル機能を精度高く評価するためには電気生理学的手法が必要で、高速な評価システム構築が難しかったことである。しかし、近年自動パッチクランプ装置などの高速評価可能なシステムが導入され、化合物の情報も増加している。また、イオンチャネルの3次元構造と機能の研究も進みはじめており、これらの研究成果を統合できれば、イオンチャネル創薬の未来も大きく開けてくると考えられる。本研究講演会では生理的にもまた創薬ターゲットとしても重要なイオンチャネルであるが、創薬研究という点ではこれからの更なる発展を期待したいイオンチャネルに焦点を当てて、第一線で活躍している先生方に最新の研究成果を紹介していただく。創薬のみならず、疾病との観点からイオンチャネルに興味を持っている幅広い研究者の参加を期待する。

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プログラム

1. 13:00~13:10
はじめに

2. 13:10~14:00
「T型Caチャネルの機能と発現制御」
小野 克重(大分大学医学部)

3. 14:00~14:50
「シグナル変換素子としてのCa活性化Kチャネルの機能と創薬標的としての可能性」
今泉 祐治(名古屋市立大学)

<休憩 14:50~15:10>

4. 15:10~16:00
「TRPチャネルの化学生物学」
森 泰生(京都大学工学部)

5. 16:00~16:50
「心不全治療の新たな標的としてのTRPCチャネル」
西田 基宏(九州大学薬学部)

6. 16:50~17:40
「腎臓の膜輸送体異常症」 (AQP Cl チャネル)
内田 信一(東京医科歯科大学)

7. 17:40 閉会の挨拶


講演会参加費:
法人賛助会員: 無料
個人会員(非営利):無料、個人会員(一般企業):\5000
ビジター(非営利):\1000、ビジター(一般企業):\10000

出席を希望される方は事前に必ず事務局セミナー受付seminar@cbi.or.jpに連絡してください。

連絡先:CBI学会事務局 セミナー受付 E-mail:seminar@cbi.or.jp
〒158-0097東京都世田谷区用賀4-3-16イイダビル301
TEL:03-5491-5423  FAX:03-5491-5462  http://www.cbi.or.jp/