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▲その1を投稿して直ぐに健康食品管理士認定協会(FFCCI)並びにNPO日本食品安全協会(JAFRSA)の長村理事長から大変重要なコメントを頂きました。

▲その骨子は「文理学部には、重要な意味を持つ医学と法学を包含していなかったと言う過去の経緯があること、加えて今後の協会の『門戸を広く』と言う趣旨にも不似合いなので、再考されたい」です。

▲一方で、食並びに健康食品関係の分野では、食文化を始め、食育、食のメリット/デメリット、養生などの面における科学的根拠(安全)と共に哲学的(ものの考え方)要素(安心)が重要となってきており、これらを網羅的に包括する表記が望まれる状況でもあります。

▲かといって、これらのことをFood Scienceという用語に押し込めてしまうことはできません。つまり、Food Scienceは日経BPのサイト名として使われ、またJAFsRA(Japanese Association of Food-science and Risk Analysis)にも織り込まれている良い言葉なのですが、茫漠としています。つまり、科学(science)は「自然界のルールを解き明かす体系的な知識」であって、その中に具体的なものの考え方や学問を提示しているわけではありません。

▲と言うことで、ときとして偏狭な意味となる日本語表記で腐心するよりも、「エスカオロジー(Esca[食]ology[学])」と言う国際的にも通用する呼称で、多面的な使い方をすることにしたいと思います。 (松尾)

(以下は10月27日投稿文)

●2007-10-17付けのFoodScienceで報道された「多幸之介が斬る食の問題:健康食品の安全性確保に関する新しい提案」を読まれたでしょうか。未だの方は是非読んでください。その最後の段にEscaologyが引用されています。以下の記事はこれに関連したメッセージで、新たな造語の紹介から始めます。

●最初に強調したいことは、日本人は食に関して「性善説的気質」(お人よし)であり、以下は、「“性善説”は大いなる脅威である」という観点での私見で、それに基づいた新しい概念“食文理学=エスカオロジー(Escaology)”の提言です。

●まず、言葉の説明をします。エスカオロジーとは、「食(esca:ラテン語で食の意)の持ついろいろな事柄を、食文化を尊重しながら科学としてことわり(ものの道理)から明らかにして行く学(問)(ology)」のことです。日本語表記は「食文理学」です。

●文理学の出展は文理学部で、これは元々英語のFaculty of Philosophyに由来しています。日本の多くの博士(M.D.を除く)はこの伝統にのっとったPh.D.で、理学も、薬学も、農学も、工学も、同じ呼称です。

●いずれにしろ、食には安全を支える技術、即ち理学/科学面と、安心と言う文化/心理学面とが益々重要な状況となってきていることから、まずは「健康食品を含む食の安全・安心において、安全を支える技術と安心(文化/心理面)を得るためのものの考え方」という取り上げ方をしました。

●次回以降、食文理学/エスカオロジーという新たなものの考え方についての背景と意味合いについて触れたいと思います。なお、「食」と言う用語に健康食品が含まれているときと、含まれていないときがあります。これは健康食品そのものの境界があいまいな状況に起因しますので、ご了承ください。

●「食文理学(エスカオロジー)?何だろうか?」と好奇心をもって読んで頂ければ嬉しいです。

(10-27-07)NPO日本食品安全協会 副理事長 松尾雄志