***** seminarMLから情報転載 *****

http://www.tmd.ac.jp/mri/coet/coe.htm


東京医科歯科大学大学院21世紀COEプログラム「歯と骨の分子破壊と再構築のフロンティア」 特別セミナー

竹田秀先生

2007年9月25日 16時半 難研1Fセミナー室

概要

ニューロメジンU(以下NMU)は脳に存在する神経ペプチドの一種であり、食欲やエネルギーの消費を調節する作用があることが知られています。今回、我々はNMUを欠損したマウスの骨の量(骨量)が増加すること、中枢神経にNMUを投与すると、その増加した骨量が正常化することを見出しました。 またさらに、NMUを欠損したマウスでは交感神経による骨の調節機構がうまく働かないことを明らかにしました。これらのことから、NMUが食欲と骨を同時に制御すること、また「脳による骨の調節」のカギをにぎる因子であることがわかりました。既存の骨粗鬆症の治療薬は直接に骨の細胞をターゲットとしたものがほとんどであるため、今回解明の進んだ「脳による骨の調節」のシステムを制御するような薬剤が開発されれば、画期的な骨粗鬆症の治療へとつながるのではと期待されます



Ref:   Nature Medicine     Sept 16,2007 
Central control of bone remodeling by neuromedin U
Shingo Sato&s_comma; Reiko Hanada&s_comma; Ayako Kimura&s_comma; Tomomi Abe&s_comma; Takahiro Matsumoto&s_comma; Makiko Iwasaki&s_comma; Hiroyuki Inose&s_comma; Takanori Ida&s_comma; Michihiro Mieda&s_comma; Yasuhiro Takeuchi&s_comma; Seiji Fukumoto&s_comma; Toshiro Fujita&s_comma; Shigeaki Kato&s_comma; Kenji Kangawa&s_comma; Masayasu Kojima&s_comma; Ken-ichi Shinomiya & Shu Takeda


Published online: 16 September 2007; | doi:10.1038/nm1640




seminarMLに関する情報は「バイオ関係者、皆のホームページ」特選MailingList_Forum欄でアクセスできる。