
また、ライフサイエンス推進議員連盟の尾身幸次会長(写真)は、「バイオ業界は大きな可能性を秘めているにもかかわらず、まだ成果を十分に挙げていない」と話し、特に日本国内での医薬品開発について、「基礎研究は充実しているが、治験や診査など新薬開発のシステムが整っていないため、非常に時間がかかっている。合理的、機能的に改善することが必要で、政治的なサポートが必要だ」との認識を示した。
バイオジャパンは21日までの開催。日本を含め18の国・地域からの参加もあり、セミナーやワークショップのほか、約300の出展がある。(河野修己)
○BioJapan2007特集