理研BSI 10周年記念イベント「ゆめみる脳科学」が下記の要領で開催される。最新情報は「バイオ関係者、皆のホームページ」学会・補助金欄、もしくはHot Newsの上フレームにある分野別Hot Newsセミナー学会を選択してアクセスできる。
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理研BSI(脳科学総合研究センター)10周年記念イベント 
          【ゆめみる脳科学】

 1997年に日本最大の脳科学研究センターであるBSIが創立されて以来、今年10月で10周年を迎えます。「脳科学」という言葉は、その設立準備段階で、初めて公式に使われたものです。
 脳科学という用語には、医学・生物学の一分野としての神経科学だけでは脳の本質は理解できず、情報科学など、広範な科学を取り入れて統合的な研究を進める必要がある、という問題意識が含まれています。
 Brain Scienceという英語も、当初はおかしな英語だと揶揄されたそうですが、今では世界的に定着しています。
 その間に、脳科学がブームに近い様相を呈する一方、神経神話の流行という新たな問題も起きています。
 ここで、脳科学ができるまでの人類のあゆみから、この10年のBSIの活動成果、そして今後数十年から近未来に至る脳科学の将来までを俯瞰し、脳科学の重要性を広く国民と共有することを目指し、10周年記念イベントを企画しました。
 メインイベントは、10月24日(水)に行われる、豪華なゲスト陣による記念シンポジウムです。
 それに加え、色々なコミュニケーションイベントも企画しました。BSIでは、これまでも和光市で一般公開をおこなってきましたが、今回は街に繰り出し、10月27-28日(土・日)に「脳科学ひろば」を南青山スパイラルで行います。また、連続5回の「シリーズトーク」も、銀座の時事通信ホール等で行います。
 第1回目の「脳の古今東西~脳科学の由来と未来」(6月10日)、2回目の「脳と想像力~意識とテクノロジーの共生」に続き、第3回目の、「脳と教育~鍛えるだけが脳じゃない!?」が9月1日(土)に銀座の時事通信ホールにて佐倉統氏のナビゲーションの元に行われました。能、将棋、算数、情動発達など、さまざまな面から、教師の権威の意味、学習における身体感覚の意義、臨界期の考え方など、幅広いテーマを議論する回となりました。これからが本格的な議論…というところで終わってしまったような感じで心残りもありましたが、今後の議論を呼び起こすことこそ、本企画の目指すところかも知れません。
 早くも後半戦に入ったシリーズトーク、次回は9月20日(木)、池谷裕二氏のナビゲーションによる、「脳と薬」です。お楽しみに!

(文責:加藤忠史)