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第4回 コンビナトリアル・バイオエンジニアリング会議
(第8回コンビナトリアルバイオエンジニアリングシンポジウムを兼ねる)

テーマ:定量的生命計測研究からの現代科学と社会へのメッセージーライフサーベイヤーの構築に向けてー」

主催 : NPO法人近畿バイオインダストリー振興会議
後援 : コンビナトリアル・バイオエンジニアリング研究会
     (社)未踏科学技術協会・「生命をはかる」研究会
     コンビナトリアルバイオ工学部会
     ナノバイオテクノロジー部会
     近畿経済産業局、日本生物工学会
     文部科学省科学研究費特定領域「ライフサーベイヤー」
     京都大学21世紀COEプログラム
     「微生物機能の戦略的活用による生産基盤拠点」

日時 : 平成19年11月9日(金)10:00 ~ 17:30
場所 : 千里阪急ホテル

「定量的生命計測研究からの現代科学と社会へのメッセージーライフサーベイヤーの構築に向けてー」
生命の機能を分子レベルで理解し、種々産業分野に活用しようとする動きは著しい進展を遂げてきた。2003年に宣言されたヒトゲノム配列解析完了により、分子レベルでの生命の理解は個々の細胞を基本としたシステム理解とその活用に焦点が移りつつある。すなわち、これまで種々条件下で生体組織から抽出したmRNAやタンパク質や代謝産物のアナログ的平均値を解析することが行われていたが、今後は、個々の細胞単位でそこに含まれる分子の動態の解析が必要であり、さらに、変化する生体分子群を一網打尽に解析するツールの開発が必要である。まさに、個別の細胞に含まれる分子群すべてを個別の細胞ごとにディジタル的にカウントして全体組成を解析する手法の開発が必要なのである。
 本シンポジウムでは、生体を細胞という単位でとらえ、その機能を分子レベルで明らかにするために、開発された細胞内で起こる現象を可視化する技術、細胞間情報を可視化する技術を数万個の細胞に適用して一括して時間的に変化する情報を得る技術、および、これら計測した細胞群の中から特定の細胞をとりだし、そこに含まれているmRNA、タンパク質,ペプチド,代謝産物などの個々の生体分子をデジタル的に計測するために、たとえば、mRNAなどの一括個別増幅技術さらにそれらの一括DNA配列計測技術などの最先端を見聞し、これらの結果を統合して、生命活動を動的に解析できる「ライフサーベイヤー」とも言うべきシステムの構築について議論する。このようなシステムは生命分野の発展および生命関連の産業分野の発展に非常に重要である。また、細胞機能の解明にとどまらず、医療や工学などの幅広い分野での社会貢献のためにも必要とされており、社会的インパクトが非常に高い。すなわち、研究の成果は,生物や生命現象をデジタル精密計測データでもって、シミュレーションすることを可能にし、現在、試行が始まっているシステムバイオロジーの展開に必須のものとなることは間違いない。さらに、生命をモニターやサーベイする装置の開発だけでなく、さらに、未来社会における、臨床診断,病因解明,動植物育種,工業微生物育種等、応用分野にも強く直結する重要システムとなることが期待される。

【 プログラム 】

10:00 - 10:10 
開会の辞: 植田 充美(京都大学)

10:10 - 10:45
「細胞内情報伝達のデジタル定量に向けた新しい展開」
 演 者:植田 充美(京都大学)   
 座 長:吉田 和哉(奈良先端大学) 

10:45 - 11:20
「バイオチップを用いた細胞機能解析」
 演 者:民谷 栄一(大阪大学)   
座 長:荻野 千秋(神戸大学)

11:20 - 11:55
「受精前後の卵における核小体低分子RNA動態の可視化」
演 者:藤原 俊伸、近藤 昭彦(神戸大学) 
座 長:黒田 浩一(京都大学)

11:55 - 12:30
  「γ-ポリグルタミン酸-コレステロールコンジュゲートのバイオメディカル分野への応用」
 演 者:成 文喜(韓国国民大学) 
 座 長:芝崎 誠司(兵庫医療大学)

? ? ? 休     憩 - - -

14:00 - 14:35
   「1細胞中mRNAの解析」
 演 者:神原 秀記((株)日立製作所)  
 座 長:福崎 英一郎(大阪大学)

14:35- 15:10
   「トランスクリプトームのデジタル・カウンティング」
演 者:林崎 良英((独)理化学研究所)  
座 長:近藤 昭彦(神戸大学)

15:10 - 15:45
   「1細胞からの生命科学:オンチップ計測システム」
演 者:安田 賢二(東京医科歯科大) 
座 長:民谷 栄一(大阪大学)

? ? ? 休     憩 - - -

16:00 - 16:35
「設計ペプチドを利用したタンパク質分析チップ」       
演 者:三原 久和(東京工業大)    
座 長:藤井 郁雄(大阪府立大学)

16:35 - 17:10
「位相差電顕が拓く細胞内分子イメージング」
演 者:永山 國昭(岡崎統合バイオサイエンス)
座 長:植田 充美 (京都大学)

17:10 - 17:20
    閉会の辞 : 民谷 栄一(大阪大学)

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第3回 コンビナトリアル・バイオエンジニアリング会議
(第7回コンビナトリアルバイオエンジニアリングシンポジウムを兼ねるー例年1月開催)

テーマ:21世紀の新しい資源ー分子ライブラリー構築に向けたコンビナトリアルバイオエンジニアリングの挑戦

日時:2006年11月10日(金)
場所:千里阪急ホテル(大阪)

主催:近畿経済産業局、近畿バイオインダストリー振興会議
共催:コンビナトリアルバイオエンジニアリング研究会、コンビナトリアルバイオ工学部会、
ナノバイオテクノロジー部会
協賛:日本生物工学会、科研費特定領域「ライフサーベイヤー」


開催趣旨:

21世紀の新しい資源「分子ライブラリー」構築に向けたコンビナトリアルバイオエンジニアリングの挑戦:酵素合成と化学合成の新しい融合に向けてーー
 ポストゲノムの時代である現在、生命機能の解明から、創薬や機能性食品開発などの多く分野において、化学と生物の融合が大きなテーマとなりつつあります。こうした融合領域は、化学ゲノミクスとも呼ばれておりますが、細胞の特定の機能を正確にon-off制御できる化合物を見出し、生命現象の解明と実用への展開に挑んでいます。ここで、重要になるのが、有用な天然ならびに非天然化合物を得るために、それらを網羅的に酵素により変換合成することです。特に、得られる非天然型の化合物ライブラリーは、21世紀の新資源とも呼べます。ここでは、二次代謝物等の合成にかかわる酵素の様に基質特異性の広い酵素群とその革新的な調製や、新しいコンセプトの化学合成を融合させたコンビナトリアルな生合成に関する報告、そして得られる分子ライブラリーを利用しての化学ゲノミクス研究に関する報告などを各シンポジストからいただき、研究分野の現状を把握する同時に、今後の新しい分子ライブラリーの資源変換の方向を提起していきたいと考えております。


プログラム(敬称略)
10:00-10:10
開会の辞 植田 充美(京大院農・応用生命)
10:10-10:40
非天然型分子ライブラリー構築への挑戦 
近藤 昭彦 (神大・工)// 座長 植田充美(京大院農・応用生命)
10:40-11:10
Beyond Antibodies:コンビバイオによるマイク ロプロテイン・ライブラリーの創出
藤井 郁雄 (大阪府大院・理)// 座長 津本浩平(東大・新領域)
11:10-11:40
複合糖質ライブラリーを用いた自然免疫受容体の機能の解析と制御
藤本 ゆかり (大阪大院・理)//座長 福崎英一郎(大阪大院・工)
11:40-12:10
生合成酵素の精密機能解析を基盤とする非天然型新規化合物ライブラリーの構築
阿部 郁朗 (静岡県大・薬)// 座長 円谷健(大阪府大院・理)
13:30-14:00
変異ライブラリーのハイスループット合成と分離:マルチマイクロバイオリアクターの構築に向けて
植田 充美(京大院農・応用生命)// 座長 吉田和哉(奈良先端大・バイオサイエンス)
14:00-14:30
オキシゲナーゼ等の酸化酵素を用いた分子多様化技術
三沢 典彦  ((株) 海洋バイオテクノロジー研究所)// 座長 藤井郁雄(大阪府大院・理)
14:30-15:00
酵素の分子進化機構に基づく機能デザインとその合成生物学的応用
吉国 靖雄 (バイオアーキテクチャーラボ東京(University of California Berkeley))
// 座長 松浦友亮(大阪大院・工)
15:20-15:50
分子ライブラリー構築におけるアミノ酸からペプチド生産研究への展開
木野 邦器 (早大・理工)// 座長 加藤倫子(京大院農・応用生命)
15:50-16:20
合成小分子化合物によるケミカルバイオロジー
上杉 志成 (京大・化研) // 座長 近藤昭彦(神大・工)
16:20-16:50
小型魚類による次世代型ポストゲノム研究-分子ライブラリーの効率的な利用を目指して-
田丸 浩 (三重大院・生物資源)// 座長 民谷栄一(北陸先端大・材料科学)
16:50-17:20
乳酸菌デイスプレイシステムによる予防と治療用細胞ワクチンの選抜作製
成 文喜 (韓国国民大学、バイオリーダース)// 座長 近藤昭彦(神大・工)
17:20-17:30
閉会の辞  民谷栄一(北陸先端大・材料科学)