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東京大学医学系研究科
疾患生命工学センター 先端研究セミナーのご案内です。

講演タイトル:
『時計遺伝子による脂肪細胞機能の制御』

講師:榛葉 繁紀 先生
日本大学薬学部 基礎薬学系 衛生化学ユニット 准教授

日時:2007年 7月17日(火) 16:30 ~ 17:30

場所:疾患生命工学センター セミナー室
(医学部一号館 2 階 N206)

脂肪細胞は、従来、食事由来の過剰なエネルギーならびに脂溶性化合物を貯蔵することを主目的とし
た受動的な細胞ととらえられていたが、近年、脂肪細胞が様々な生理活性物質(アディポサイトカイ
ン)を産生・分泌し、それらが各臓器の代謝調節を行うこと、さらにはそのバランスの乱れがインスリ
ン抵抗性を誘発し、メタボリックシンドロームの発症につながることが明らかとなった。脂肪細胞の機
能調節には摂食条件、栄養条件などの様々な環境因子が関与する。そこで我々は環境応答の制御を司る
転写因子であ るbHLH/PASファミリーを中心に脂肪細胞機能を制御する因子を検索したところ、体内時
計のマスターレギュレーターであるBrain-muscle Arnt like factor 1(BMAL1)、低酸素応答の調節に関
与するHypoxia inducible factor-2α(HIF-2a)ならびにダイオキシン受容体であるAryl hydrocarbon
receptor (AhR)の発現が脂肪細胞分化とともに変化することを見出した。本講演では、脂肪組織におけ
る時計遺伝子BMAL1の機能を中心にメタボリックシンドロームと体内時計との関わりを分子レベルで
考察してみたい。

ご関心のある方は、どなたでもご参加ください。

URL: http://env-health.m.u-tokyo.ac.jp/seminar0717.pdf

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連絡先:
医学系研究科 疾患生命工学センター 健康・環境医工学部門 遠山千春
E-mail: ctohyama@m.u-tokyo.ac.jp
Tel: 03-5841-1917 (内21917)




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