田嶋正二・大阪大学教授(写真中央)が代表幹事・年会長を務め、2007年6月15-16日に大阪大学(吹田キャンパス)コンベンションセンターで開催された第1回日本エピジェネティクス研究会年会は、302人が参加する盛会のうちに終了した(関連記事1)。来年は、佐々木裕之・情報システム研究機構国立遺伝学研究所教授(写真右から2番目)が年会長を務めることが07年6月16日昼の総会で決まった。

 ポストゲノムの最もホットな分野の1つであるエピジェネティクス研究は、日本分子生物学会や日本癌学会、日本人類遺伝学会、日本衛生学会などでたびたびシンポジウムなどが開催されているが、分野をまたがってエピジェネティクスに取り組む研究者が一同に会する場はなかった。今回の第1回年会では、医学系の発表を初めて聞いたという植物系研究者、その逆に植物の話はほとんど聞く機会がないという医学系研究者の声を聞いた。異分野の研究者が一緒に議論するだけで、新たな新鮮な発見ということはたびたびあるようだ。

 この第1回年会の話題は、BTJジャーナル07年6月号で特集する予定だ。BTJジャーナルでは06年7月号でエピジェネティクスを特集した(関連記事2)。(河田孝雄)



※写真は日本エピジェネティクス研究会の立ち上げと第1回年会開催を実現した中核メンバー。

左から順に、石野史敏・東京医科歯科大学教授(難治疾患研究所エピジェネティクス分野)、湯浅保仁・東京医科歯科大学教授(大学院医歯学総合研究科先端医療開発学系 遺伝子・分子医学 分子腫瘍医学)、田嶋正二・大阪大学教授(蛋白質研究所蛋白質化学研究部門エピジェネティクス研究室)、佐々木裕之・情報システム研究機構国立遺伝学研究所教授(総合遺伝研究系・人類遺伝研究部門&総合研究大学院大学生命科学研究科遺伝学専攻)、中尾光善・熊本大学教授(発生医学研究センター長、再建医学部門 器官制御分野)。

田嶋教授が代表幹事・年会長を務めたほか、佐々木教授が副代表幹事、湯浅教授が庶務を、集合写真には不在だが牛島俊和・国立がんセンター研究所発がん研究部長が広報を務めた。石野、中尾両教授は幹事。


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