
Science論文のラストオーサーは、下村伊一郎教授。06年2月16日、論文のデータねつ造問題で処分された2教授のうちの1人だ(関連記事2)。
ビスファチンは、阪大におけるボディマッピングの一連の研究のうち、脂肪細胞の解析で見いだされた。今回特に問題にされているのは、インスリン受容体にビスファチンが結合するというデータの部分。
大阪大学では、遠山正彌・大学院医学研究科長・医学部長が、論文の捏造問題対策を強化している(BTJジャーナル06年3月号P.2-4、関連記事3)。(河田孝雄)
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