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下記の通り特別講義を開催いたしますので御案内申し上げます。
多数の御来聴を歓迎いたします。



演 題:「視覚器の形態形成と再生医療」
演 者:国立成育医療センター・眼科医長
東 範行(あずま のりゆき)先生
 
日 時:平成19年5月22日(火)18:00~20:00

場 所:東京医科歯科大学・医歯学総合研究棟(1期棟) 7階、保健衛生学講義
室4

講演要旨:
視覚器は最も複雑な構造をもつ臓器であるが、その形成に関わる遺伝子の研究
が進んで、動物で視覚がいかに進化してきたか、ヒトの眼先天異常の病因が明
らかになってきている。動物は種によってさまざまな形態の眼をもつが、いず
れもmaster control 遺伝子Pax6を中心とする転写因子遺伝子カスケードが関
与している。ヒトでも、角膜、水晶体、虹彩、網膜、視神経の先天異常でこれ
ら形態形成遺伝子の変異がみつかり、眼球ほぼ全体の形成に働くことが明らか
になるとともに、疾患概念も変わりつつある。Pax6は神経網膜の初期形成を担
うが、選択的スプライスや細胞外シグナル伝達物質が網膜細胞の密度や分化に
影響し、視感度や視線、視野などが決定されると推測される。これら形態形成
遺伝子の機能を用いることにより、失われた視覚を復元する再生医学への応用
も期待できる。

業績: Hum Mol Genet. 15&s_comma; 735 (2005); Hum Mol Genet. 14&s_comma; 1059 (2005);
Am J Hum Genet. 72&s_comma; 1565 (2003); Br J Ophthalmol. 83&s_comma; 991 (1999); Am
J Hum Genet. 65&s_comma; 656 (1999); Br J Ophthalmol. 83&s_comma; 723 (1999); Invest
Ophthalmol Vis Sci. 39&s_comma; 2524 (1998); Invest Ophthalmol Vis Sci. 39&s_comma;
828 (1998); Genes Cells 2&s_comma; 255 (1997); Nat Genet. 13&s_comma; 141 (1996).

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仁科 博史
〒113-8510  東京都文京区湯島1-5-45
東京医科歯科大学 難治疾患研究所
発生再生生物学分野(教授)
TEL: 03-5803-4659
FAX: 03-5803-5829
E-mail: nishina.dbio@mri.tmd.ac.jp
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