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東京大学医学系研究科
疾患生命工学センター 教育・啓発セミナーのご案内です。

講演タイトル:
『脳機能の性分化……ラット性行動研究を中心に』

講師:山内兄人 先生
早稲田大学 教授 (人間科学学術院神経内分泌研究室)

日時:2007年 5月25日(金) 16:00 ~ 17:30

場所:疾患生命工学センター セミナー室
(医学部一号館 2 階 N206)


哺乳類における脳の性分化は、発達期の限定された時期(Critical Period)の性ホルモン刺激によ
り決定されることは、現在では定説となっている。山内先生は実験形態学的手法を用いての問題に
取り組み、定説を作り上げ、世に広めるための重要な研究を展開されてきた。1977年には、前脳中
隔野からの下降線維切断手術により、雄ラットも雌の性行動パターンを示すようになることを報
告された。性行動パターンの違いは単に性ホルモンの違いによるのでなく脳の雌雄差が原因であ
ること、雄の脳にも雌性行動パターンを発現させるメカニズムが存在することを示された。以降現
在に至るまで 、性行動調節や排卵調節の神経ネットワークならびにその雌雄差について、着実に成
果をあげてこられた。本セミナーでは性行動研究の成果を中心に紹介していただく。

個体レベルでの現象を軸として研究を展開してこられた山内先生の研究アプローチは、いわゆ
る先端的な分子・細胞生物学とは対極的な方法論であるといっても過言はない。このような実験形
態学的手法の考え方や研究戦略を伺う貴重な機会です。ご関心のある方は、どなたでもご参加くだ
さい。

URL: http://env-health.m.u-tokyo.ac.jp/seminar070525.pdf

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連絡先:
医学系研究科 疾患生命工学センター 健康・環境医工学部門 遠山千春
E-mail: ctohyama@m.u-tokyo.ac.jp
Tel: 03-5841-1434 (内21434)




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