年明け早々、ショックを受けた。食品添加物の“神様”の講演。「食品の表示を見て『知らない』ということを基準にして判断しましょう」と呼びかけ、1000人以上の聴衆が拍手しているのだ。私は常々、「知らなければ、何も判断できない。思考停止状態になってはならない。メディアや扇動家に惑わされずに、自分で調べることを始めてほしい」と書き話してきた。しかし、そんな呼びかけは無駄なのか。これは、社会の大きな問題かもしれない。今週は、FDAの体細胞クローン牛問題に触れるべきなのだが、来週に回して、神様の講演内容と朝日新聞1月5日付記事について書きたい。(サイエンスライター 松永和紀)

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