我が国経済は、近年の様々な取組の成果が表れ長い停滞のトンネルを抜け出し、明るい展望が開ける状況となってきている。
 しかし一方、人口減少・少子高齢化問題に直面しつつ、国際的な大競争がより一層激烈なものとなってきており、これにうち勝つことのできる強靭なシステムを構築することが喫緊の課題となっている。
 クラスター形成による地域イノベーションシステムの構築は、活力ある地域づくりに資すると同時に国全体の競争力の多様化・高度化につながるものであり、前述の課題解決の最有力手段である。
 大学等にある地域の潜在力を最大限ひきだし、産学官連携のもとで次々と連鎖的にイノベーションが起こるシステムを実現するのは現実問題としてなかなか容易なことではないが、これを可能にすることができるかどうかの鍵は、各地域が自ら考え、前向きにやる気をもって取り組むことができるかどうかにあるのではないだろうか。


2007年新春展望特集


+オピニオン+ベンチャー+大学+