生命の起源DNAの二重らせんの発見から50年余、生命科学とバイオテクノロ ジーの進歩はすばらしい。
 しかし、21世紀の科学は、そして科学技術は何を目 指すのか。科学は未知への挑戦ではあるが、科学技術は何をもたらすであろうか。
 世界を見れば多くの人類共通の大きないくつかの課題が明白に存在する。
 日本はどのような国家として、この10-20年を目指すのか?国家ビジョン、そしてそこへ向けた戦略的国家政策はなにか。急成長する中国、インドを擁するアジアでの日本の位置は何か。困難な、グローバル時代の世界での日本はどうか。
 生命科学とバイオテクノロジーは医学ばかりでなく、環境、食料、エネル ギー等々の地球規模の大きな課題への有力な手段であり、そこへ向かって日本 の科学技術政策は何ができるのか、これを世界に問うことも国家戦略として欠 かせない。
 日本の強さはどこにあるのか、弱さはどこにあるのか。よく考え、 政策を絞り、練っていくこと、これが日本の命運を決めてくるだろう。国内問題ばかりに目をとられているといつの間にかアジアでも世界でもそれほど 存在感のない国家になっている恐れが大いにあるのではないか。
 世界を見れば、若い頭脳の育成と世界での獲得に、国家を挙げて焦点を当てており、科学 技術政策と高等教育をこの目標への有効な手段として認識し、国家政策を展開 している。ヒト、モノ、カネ、そして情報が自由に行き交う今の時代、「日本人」は何を考え、どのような「国家」目指すのであろうか。
 はやりの「イノベーション」といっても何を考え、何を求め、どのような意味を考えていくの だろうか。
 年のはじめにあたって、「イノベーションとは」、「イノベーテイ ヴな人とは」等々、私や関連のwebsitesリンク1リンク2等を楽しんで、考えていただければと思い、これを皆様への新年のご挨拶としたい。
 今年は、皆さん一人ひとりが明るい期待と希望を実感できるといいですね、本当に。



2007年新春展望特集


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