遺伝子組み換え作物に関するこれほど真剣な議論は、今まで聞いたことがなかった。福岡の「エフコープ生協」が11月に開いた「食のリスクコミュニケーション」である。同生協は今春、プライベートブランド牛乳生産のため乳牛に与えるトウモロコシを、非組み換えから不分別に切り替えた。理由は、生産者から「もう、コスト増に耐えられない」という切実な声が上がったため。しかし、組合員から異論が出たので、生産者や農政事務所職員などにも来てもらいコミュニケーションを図ったのだ。非組み換え作物使用による負担の増大は、農家や食品メーカーなどにとって頭の痛い問題。いかにして、消費者の理解を得るか。 エフコープの動きは参考になるはずだ。(サイエンスライター 松永和紀)

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