第16回アンチセンスシンポジウム・プログラムが下記の要領で開催される。最新情報は「バイオ関係者、皆のホームページ」学会・補助金欄、もしくはHot Newsの上フレームにある分野別Hot Newsセミナー学会を選択してアクセスできる。
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◆◆「第16回アンチセンスシンポジウム」プログラム◆◆
 http://www.biomethod.jp/anti/

 今回のシンポジウムでは、合成や作用機序に関する基礎研究から臨床応用を目指した研究まで多くの演題(一般演題59題、企業発表4題)が発表されます。
 また、招請講演として、「核酸合成に関する新展開」、「核酸医薬品を開発するうえで基礎研究者にも知っておいていただきたい審査認可行政」、「世界をリードしているわが国のcDNAプロジェクトから見える新たな遺伝子像」、それに「実際に医薬品としての臨床試験を行っている米国のベンチャーからの最新報告」、などを予定しております。 是非、ご参加ください。
◆プログラム等の詳細
 口頭発表:http://www.biomethod.jp/anti/program1.html
 ポスター発表:http://www.biomethod.jp/anti/program2.html

《招請講演》
●リン原子修飾型核酸医薬の立体選択的合成
   和田 猛(東京大学大学院新領域創成科学研究科)
●核酸医薬品の臨床開発と審査・認可行政の動向
   川上浩司(京都大学大学院医学研究科 薬剤疫学)
●完全長cDNAから見たヒト・トランスクリプトーム:変わりゆく遺伝子像
   菅野純夫(東京大学大学院新領域創成科学研究科)
●Making Drugs out of Synthetic siRNAs
   Muthiah Manoharan(Alnylam Pharmaceuticals Vice President)

《開催詳細》
◆主催 : アンチセンスDNA/RNA研究会
●会長 : 前川 平
     (京都大学医学部附属病院輸血細胞治療部・教授)
◆会期 : 平成18年11月27日(月)・28日(火)
◆会場 : 国立京都国際会館 アネックスホール
     (〒606-0001 京都市左京区宝ヶ池)
◆事前参加登録締切 : 平成18年11月6日(月)
 申し込み:https://www.biomethod.jp/serv/seminar1127
◆参加費
 ▼事前参加:本会会員(一般)\6000 本会会員(学生)¥2500 
  非会員(一般)\7000  非会員(学生)¥3000
 ▼当日参加:本会会員(一般)\7000 本会会員(学生)¥3000
  非会員(一般)\9000  非会員(学生)¥3500
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【シンポジウム会長挨拶】
 本シンポジウムの準備をしている最中の2006年10月2日、ビッグニュースが飛び込んできました。2006年度のノーベル医学生理学賞が米国スタンフォード大学医学部のアンドリュー・Z・ファイア教授とマサチューセッツ大学医学部のクレイグ・C・メロー教授に授与されたと言うものです。受賞理由は、もちろん「RNA干渉(RNA interference:RNAi)の発見」であります。

 1995年、線虫のある遺伝子発現を抑制するためにアンチセンスRNAを導入した実験で、対照のセンスRNAも同様にその遺伝子発現を抑制することが観察されましたが、当時この現象の本態は謎に包まれていました。1998年ファイアとメローの両教授は、1本鎖RNA(single-strand RNA: ssRNA)を合成する過程で、混在する2本鎖RNA(double-strand RNA: dsRNA)を除去したところ、アンチセンスssRNAによる遺伝子発現抑制効果がほとんど消失し、逆に除去したdsRNAは効率的に遺伝子発現を抑制すると言う現象を見出し、RNAiと名付けました。その後数年間のうちにRNAiを用いて基礎から臨床応用まで多くの研究が爆発的に行われるようになりました。

 本シンポジウムは今回で第16回目を迎えます。その間、研究の流れに紆余曲折はありましたが、機能性核酸としてのアンチセンス分子に魅せられた異分野の研究者が集い、多くの研究発表や議論がなされてきました。臨床医が会長を務めるのは今回がはじめてであります。日頃患者さんを診ていますと、こう言った先端的な研究から何とかあたらしい治療法が開発され、一刻もはやく臨床の現場に応用できないかと日々夢見ております。

 今回は、合成や作用機序に関する基礎研究から臨床応用を目指した研究まで多くの演題をお寄せいただきました。有り難うございました。なお、招請講演として、核酸合成に関する新展開、核酸医薬品を開発するうえで基礎研究者にも知っておいていただきたい審査認可行政、世界をリードしているわが国のcDNAプロジェクトから見えるあらたな遺伝子像、それに実際に医薬品としての臨床試験を行っている米国のベンチャーからの最新報告、などを予定しております。

 また、本研究会会員のご協力により、記念コンサートとしてヴァイオリン演奏を予定しております。シンポジウムの行われる時節の京都は、見事な紅葉が観賞できるものと期待されます。京都の深まりゆく秋の夕べにヴァイオリンのソナタを堪能していただき、明日からのあたらしい活力にしていただければと思っております。ご参加とご支援の程、よろしくお願い申し上げます。
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