コンビニの雑誌売り場。「添加物批判者の食卓」と書かれた表紙が見え、手にとって開けた。目に映ったのは青く染まったご飯、薄紫色のレモン、黄緑色の卵…。毒々しく着色された食べものの写真が並んでいた。血の気が引くとはこういう感覚だろうか。「AERA」(朝日新聞社)10月16日号。これは、食べものへの冒涜だ。添加物批判が嵩じたのだろうが、食品とそれを作っている人たちへの感謝を忘れ、感覚が麻痺しているとしか思えない。私はこの雑誌とは関係ないが、マスメディアの片隅で働くものとして、まじめに食べものを作っている人たちに謝りたくなった。(サイエンスライター 松永和紀)

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