総工費600億円で完成した海洋研究開発機構(JAMSTEC)の掘削船「ちきゅう」が、いよいよ下北半島沖で試験掘削を開始、今年10月までに試験掘削した大深度の地殻内サンプルの微生物をメタゲノム解析する──(関連記事)。

 JAMSTEC極限環境生物展開研究プログラムの高見英人プログラムディレクターは、深海地殻メタゲノムを推進する意向を明らかにした。

 「ちきゅう」は、マントルや巨大地震発生域への大深度掘削を可能にする世界初のライザー式科学掘削船。統合国際掘削計画(IODP)の主力船として活躍する予定だ。「アースサイエンスの研究者はこの船に乗ればデータを出せる」と期待を集めている。

 船底からの高さは130mと、30階建てビルを超える高さを誇る。08年に熊野灘沖の掘削が予定されているほか、沖縄トラフも候補に上っている。

 詳しくは今週公開した「BTJジャーナル」9月号(関連記事)の特集記事を参照してください。(BTJ編集長 河田孝雄)

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■BTJジャーナル2006年9月号目次■

2 リーダー・インタビュー
 メタゲノムの“メタ”とは
 服部正平・東京大学教授
 高見英人・JAMSTECプログラムディレクター
9 リポート
 高速化するDNAシーケンサー
11 連載「研究者キャリアパス日米比較」
 第5回 大学教育のシステム(前編)
13 連載「プロが教えるラボ清掃術」
 第4回 実験台、流し、水まわり(その1)
15 連載「キャリアチェンジ研究所」
 第3回 旅の果てにバイオに戻る
19 ウェブサイト紹介
20 書籍紹介
21 カレンダー