バイオ研究者のスキルアップやキャリアアップのお役立ち情報を提供する月刊誌「BTJジャーナル」の第9号を2006年9月25日、公開・発行しました。

 「BTJジャーナル」は無料ダウンロードのPDFファイルをパソコンで、あるいはプリントアウトしてお読みいただく新しいタイプのジャーナルです。

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 本日公開の「BTJジャーナル」第9号(06年9月号)のコンテンツの魅力を紹介させていただきます。

 今号の特集は「メタゲノム」。個々の微生物を分離することなく微生物叢(フローラ)をまるごとゲノム解析するメタゲノムは、エネルギー・環境問題やヒトの健康に寄与します。2005年10月に提唱されたヒトメタゲノム計画が本格化し、06年10月には第1回メタゲノミクス会議が米国で開催されます。日本が強みを持つ腸内フローラや極限微生物は、メタゲノム解析の格好の対象。まずは腸内フローラのメタゲノムで成果を挙げている服部正平・東京大学教授と、菱刈金山のメタゲノムも進める海洋研究開発機構(JAMSTEC)の高見英人プログラムディレクターに、メタゲノムの意義と魅力を聞きました。

 “青コーナー”のテクノロジーは、高速化するDNAシーケンサーをリポートしています。メタゲノム計画の本格化は、DNAシーケンス技術の飛躍的な進歩が後押ししています。1度で読める塩基数が25Mb~100Mbと、現行機種の100倍以上高速化した革新的なシーケンサーが今年から来年、相次ぎ登場しています。18カ月ごとのに2倍になるコンピュータの計算能力と同等に高性能化が進んでいます。

 “赤コーナー”のキャリアは、「研究者キャリアパス日米比較」「プロが教えるラボ清掃術」「若手研究者のためのキャリアチェンジ研究所」の好評連載3本立てです。「研究者キャリアパス日米比較」は大学院教育システムを解説。米国では適性試験のプロポーザルが、研究者の教育に大きな役割を担っています。「プロが教えるラボ清掃術」は、研究への悪影響が一番心配される「水まわり」。「キャリアチェンジ研究所」は不均衡進化理論を事業化する会社に入社した中原剣氏が登場します。

 “黄コーナー”のコミュニティは、「ウェブサイト紹介」「書籍紹介」「カレンダー」。「ウェブサイト紹介」は、メタゲノムの魅力サイトを、「書籍紹介」では服部東大教授の著書も掲載しています。主催者のウェブサイトにワンクリックで飛べるカレンダーも、ご活用ください。

 バイオテクノロジージャパン編集部では、キャリアアップや実験手技などのお悩みを募集しています。バイオ研究者の先達に指南していただきますので、編集部までお悩みやご意見、ご感想などをお寄せください( mailto:btjjn@nikkeibp.co.jp )。

それでは最後に9月号の目次を紹介します。

2 リーダー・インタビュー
メタゲノムの“メタ”とは
服部正平・東京大学教授
高見英人・JAMSTECプログラムディレクター

9 リポート
高速化するDNAシーケンサー

11 連載「研究者キャリアパス日米比較」
 第5回 大学教育のシステム(前編)

13 連載「プロが教えるラボ清掃術」
 第4回 実験台、流し、水まわり(その1)

15 連載「キャリアチェンジ研究所」
 第3回 旅の果てにバイオに戻る

19 ウェブサイト紹介

20 書籍紹介

21 カレンダー

25 広告索引

 ぜひ「BTJジャーナル」をダウンロードして、お読みください。
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 プリントアウトをお読みいただくなら、カラーをお勧めします。

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各号の特集、キーワードを参考にしてください。

創刊前号 エピゲノム計画 DNAマイクロアレイ
創刊号(1月号) RNA新大陸【ビデオ】 蛍光たんぱく質 キャリア調査2005
2月号 仕切り直しのクローンES細胞研究 さきがけライブ
3月号 論文ねつ造事件 質量顕微鏡 春学会プレビュー
4月号 糖鎖プロジェクト【ビデオ】 ライブセル【ビデオ】 学会コレクション
5月号 メタボローム【ビデオ】 エピジェネティクス解析 研究者のキャリアパス
6月号 分子イメージング IUBMB若手研究者の集い 匠のラボ清掃術
7月号 エピジェネティクス【ビデオ】 ノーベル賞 研究費不正使用
8月号 ニュートリゲノミクス 特産品振興 機器購入の心得

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