バイオ研究者のスキルアップやキャリアアップのお役立ち情報を提供する月刊誌「BTJジャーナル」の第7号を本日、公開・発行しました。

 「BTJジャーナル」は無料ダウンロードのPDFファイルをパソコンで、あるいはプリントアウトしてお読みいただく新しいタイプのジャーナルです。

 「BTJジャーナル」のダウンロードはこちらから
http://biotech.nikkeibp.co.jp/btjjn/

 7月号は「エピジェネティクス」を特集。国立遺伝学研究所の佐々木裕之教授と、国立がんセンター研究所の牛島俊和部長にエピジェネティクス研究の展望を聞きました。折りしも06年7月12~13日、米国がん学会がサポートするエピゲノム計画第2回ワークショップが開かれ、エピゲノム計画の具体的な取り組みの方向性が決まりました。

 今号は特別にリーダー・インタビューをもう1つ掲載しました。ピロリ菌の発見で05年のノーベル賞医学・生理学賞を受賞したBarry Marshall教授(関連記事1)に、革新研究を成すための心構えを聞きました。実は、このピロリ菌もエピジェネティクスと深い関係があります。ピロリ菌が生息すると胃の粘膜細胞ではDNAのメチル化が亢進するのです。ピロリ菌を除菌するとDNAメチル化が低減するという研究成果は、牛島部長らが報告しています(関連記事2)。

 研究資金の規制に関する緊急リポートも掲載しました。早稲田大学・松本和子教授の科学技術振興調整費の不正使用で、アカデミアへの不信が高まる中、最も身近かな資金である科研費の動向をお伝えします。

 キャリアは、新連載の第3弾として、対談企画「若手研究者のためのキャリアチェンジ研究所」を開始。研究者以外への転身を果たした博士号取得者はいかに考え、行動したか──。大学院生、若手研究者が悩みをぶつけます。好評連載の「研究者キャリアパス日米比較」「プロが教えるラボ清掃術」ともども、キャリアアップの参考にしてください。

 コミュニティでは、先月号からの新コーナー「ウェブサイト紹介」で、特集テーマに合わせてエピジェネティクスの魅力サイトを紹介します。書籍紹介、カレンダーともどもご活用ください。

☆ここで特報です☆
 今年1月に創刊した「BTJジャーナル」のPDFファイルのダウンロード数が累計10万を突破したのを記念して、プリントアウトをファイリングできる専用ファイルをプレゼントします。
 およそ1年分をストックしてご覧いただけます。ぜひご活用ください。応募はこちらから
https://adregist.nikkeibp.co.jp/2006f/btj.html

7月号の目次を紹介します。

2 リーダー・インタビュー
 エピゲノム計画が本格始動へ
 佐々木裕之・国立遺伝学研究所教授
 牛島俊和・国立がんセンター研究所部長

9 リーダー・インタビュー2
 ピロリ菌発見のノーベル賞受賞者
 Barry Marshall教授

11 リポート
 不正使用問題、科研費への影響は?

13 連載「研究者キャリアパス日米比較」
 第3回 若手の採用と支援(中編)

15 連載「プロが教えるラボ清掃術」
 第2回 クリーンベンチ、安全キャビネット(その1)

17 連載「キャリアチェンジ研究所」
 第1回 博士の経験で技術を俯瞰

25 ウェブサイト紹介「エピジェネティクス」
26 書籍紹介
27 カレンダー

 ぜひ「BTJジャーナル」をダウンロードして、お読みください。
 パソコンでご覧いただくと、リンク先の情報もすぐに入手できます。プリントアウトをお読みいただくなら、カラーをお勧めします。

「BTJジャーナル」のダウンロードはこちらから
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 このダウンロードサイトでは、昨年12月末に公開した創刊前号(創刊準備号)、1月末の創刊号、2月末の第2号、3月末の第3号、4月末の第4号、5月末の第5号、6月末の第6号も、無料でダウンロードできます。

 ぜひお楽しみください。(BTJ編集長)