内分泌攪乱化学物質(環境ホルモン)の危険性をいち早く訴えたと世間では評価が高い「奪われし未来」(原題:Our Stolen Future)が出版されて、今年で10周年だという。わざわざ“世間 では”と書いたのは、米国の科学者団体が最近出したこの10年の 総括が、痛烈な内容だったからだ。同様に、40年以上前の名著 「沈黙の春」(Sirent Spring)もこの数年、欧米では批判の的。ところが、日本ではそんな見直し論はさっぱり紹介されない。議論のないヘンな国、ニッポン……。(サイエンスライター 松永和紀)

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