楽しい食の健康情報を求めてTV取材クルーも走り回る日本栄養・栄養食糧学会の第60回大会が、本日(2006年5月19日)、静岡コンベンションツアーセンター グランシップで開幕した(関連記事1)。午前中は評議員会、総会、理事会に続き、各賞授与式が開かれ(写真)、正午ころから功労賞を受賞した5人が、壇上で挨拶した。

 肥満対策に役立つ食機能研究の先駆者でもある奥田拓道氏(関連記事2)は、(自身の独自理論が)「10年以内に世界でも認めてもらいたい」、沖縄の尚弘子氏は「日本の長寿も危ないのでは」、東京大学医学部教授から06年3月までお茶の水女子大学の教授をつとめた脊山洋右氏(4月から大学評価・学術授与機構評価研究部の客員教授)は「研究成果は多くの共同研究者のおかげ」、野口忠氏は「タンパク質代謝をホルモンで説明する研究でIGFに辿り着いた」、武藤泰敏氏は「栄養治療の研究を続け、20年がかりで分岐鎖アミノ酸(BCAA)が肝硬変に効くことを証明できた(関連記事3)」などと、功労賞の受賞者5人は壇上で語った。(河田孝雄)


※日本栄養・食糧学会 平成18年度 功労賞

奥田拓道・第54回大会会頭「肥満の予防と治療に関する研究」

尚 弘子・第52回大会会頭「沖縄の長寿に関する研究」

脊山洋右・平成12─13年度会長、第53回大会会頭、平成4─5年度日本栄養・食糧学会誌編集委員長「コレステロール代謝異常症の研究」

野口 忠・平成14─15年度会長、平成8─9年度日本栄養・食糧学会誌編集委員長「タンパク質代謝の分子栄養学的研究」

武藤泰敏・第49回大会会頭「肝硬変の栄養治療に関する研究」


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