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文部科学省ナノテクサマースクール (富士吉田市 )参加者募集のお知らせ
文部科学省第一回ナノバイオサマースクール「生命現象を知る」受講生2次募集案内

平成18年6月20日
文部科学省ナノテクノロジー総合支援プロジェクトセンター

この度、文部科学省「ナノテクノロジー総合支援プロジェクト」ではバイオテクノロジーに関する第一回ナノバイオサマースクール「生命現象を知る」の受講生を下記の要項で2次募集をいたします。
現在ナノテクノロジー領域の研究開発は、半導体を中心とする情報・通信分野との融合分野と共に、医学・薬学・生物学分野と融合したナノバイオ領域の研究開発が最も重要な研究課題として世界各国で熾烈な研究・開発競争が進められており、新しい技術領域を創生する優秀な若手研究者の人材育成が非常に重要であります。そこで本プロジェクトでは、これからの我が国の研究開発を担う大学院の修士および博士課程の学生を主な対象として、最先端の医学研究者から生命現象の理解や疾病等の解明と治療のためにナノテクノロジーに何を期待しているかを知り、生物物理研究者の「細胞を創る」という発想から観た生命現象や細胞諸器官の構造と働きについての新しい知見と、最新の計測・評価技術の限界と可能性を知るナノバイオサマースクール「生命現象を知る」を開催いたします。
本サマースクールは、幅広いナノバイオ研究分野の学生および講師が寝・食・学を共にする事によって知見を深め、親密な人的ネットワークを構築して我が国および世界をリードする研究者集団に育ってもらうことを目的としたものです。



1.主 催:文部科学省ナノテクノロジー総合支援プロジェクトセンター
2.開催日時:平成18年8月13日(日)~27日(日)
3.場 所:財団法人 人材開発センター富士研修所
http://www.mfi.or.jp/fujicalm/
〒403-0006 山梨県富士吉田市信屋1400
4.募集人数:30名程度(選考委員会の審査により選別)
5.募集対象:我が国の大学に在籍する修士および博士課程の学生および修士課程修了相当の知識を有する者(博士の学位を有する者を除く)で、原則として全日程に参加できる者
6.受講料:無料
7.宿泊および食事:宿泊は1部屋2名の相部屋
開校期間中の宿泊施設および食事の全数を支給する
8.旅 費:所属機関所在地からの往復旅費を支給する
9.募集期間:平成18年 7月20日(木)(必着)まで
10.応募方法:ナノテクノロジー総合支援プロジェクトセンターのホームページ(http://www.nanonet.go.jp/japanese/event/)より応募用紙をダウンロードし、必要事項を記入してE-Mail にて下記まで申し込むこと。

(問い合わせおよび、申し込み先)
〒105-0001 東京都港区虎ノ門3-2-2 虎ノ門30 森ビル2F
文部科学省ナノテクノロジー総合支援プロジェクトセンター
人材育成グループ長 岡村 茂
電話03-5404-3286、 Fax 03-5404-3290
E-Mail: OKAMURA.Shigeru@nims.go.jp

以上
文部科学省第一回ナノバイオサマースクール「生命現象を知る」講義構成

1.Keynote lecture 理化学研究所 中央研究所 所長 茅 幸二
2.ナノバイオを研究するための生物学?21世紀の科学は物質と生命をつなぐ
東京大学名誉教授、理研)ゲノム科学総合研究センター 特別顧問 和田 昭允
3.医学の現状とナノバイオテクノロジーに期待すること
3-1)ナノバイオ序論:人体のマクロ、ミクロ、ナノの構造
自然科学研究機構 岡崎統合バイオサイエンスセンター 助教授 瀬籐 光利
3-2)繊毛が決める生物の左右性:最初の左右非対称を作る物理的機構
自然科学研究機構 基礎生物学研究所 助教授 野中 茂紀
3-3)1分子力計測と1分子イメージング・定量解析
国立遺伝学研究所 構造遺伝学研究センター 教授 徳永 万喜洋
3-4)遺伝子改変マウスの表現型解析を起点とした精神疾患の研究
京都大学医学研究科 先端領域研究機構 助教授 宮川 剛
3-5)破骨細胞分化シグナルの解析と骨免疫学:骨疾患の原因となる破骨細胞の分子メカニズム
東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科 教授 高柳 広
3-6)脂肪細胞機能と肥満の病態生理?特にPPAR とアディポカインについて
東京大学大学院 医学系研究科 糖尿病・代謝内科 客員助教授 山内 敏正
3-7)生理活性脂質と受容体:生理活性脂質の構造、生合成系路、分解経路、機能
九州大学大学院 医学研究院 医化学分野 教授 横溝 岳彦
3-8)アレルギーと免疫疾患 :アレルギー疾患・免疫疾患の発症機序
九州大学大学院 医学研究院 医化学分野 教授 横溝 岳彦
4.細胞を創る:細胞・生命機能の再構成から知る生命細胞の構造と仕組み
4-1)細胞を創る:細胞システムを再構成・設計する試み:現状とその技術的な課題
理化学研究所 発生再生科学総合研究センター 上田 泰己
4-2)人工細胞への道:生き物と機械の違いと特徴、リポソーム内の生化学反応
大阪大学大学院 情報科学研究科 助教授 四方 哲也
4-3)エネルギー代謝の再構成
大阪大学産業科学研究所 生体応答科学部門 教授 野地 博行
4-4)人工細胞研究に使えるマイクロナノマシン:高速高感度な小さな試験管
東京大学生産技術研究所 助教授 竹内 昌治
4-5)代謝ネットワークとミニマルゲノム
東京大学大学院 新領域創成科学研究科 助教授 有田 正規
4-6)翻訳システムの再構成:無細胞タンパク質合成システム「PURESYSTEM」の構築
東京大学 大学院新領域創成科学研究科 助手 清水 義宏
4-7)リポソームによる細胞エミュレータ:細胞を見習った時空間構造の開発と展望
東京医科歯科大学 助教授 野村 慎一郎
4-8)分子シミュレーションによる生体分子の設計:生体分子の結合エネルギー予測
理化学研究所ゲノム科学総合研究センター高速分子シミュレーション研究チーム 泰地 真弘人
4-9)人工遺伝子回路の構築 -細胞内の構築と試験管内の構築-
東京工業大学 大学院総合理工学研究科 助教授 木賀 大介
4-10)細胞内ゆらぎ:細胞内ゆらぎ現象の測定と理論
理化学研究所 発生再生科学総合研究センター 特別研究員 小林 徹也
4-11)生命現象の箱庭作り-マイクロ流体デバイスを用いた新しい実験系の構築
東京大学生産技術研究所 助教授 藤井 輝夫
4-12)「生命を創る」の文化史・生命倫理
早稲田大学理工学術院 電気・情報生命工学科 助教授 岩崎 秀雄
5.ナノバイオ計測・評価技術
5-1)質量分析による生体関連物質解析:物質のイオン化・質量分離・検出
株式会社 島津製作所 田中耕一記念 質量分析研究所 所長 田中 耕一
5-2)電子顕微鏡法の基礎とトモグラフィー観察:生体無染色試料の高コントラスト観察
大阪大学 超高圧電子顕微鏡センター 教授 鷹岡 昭夫
5-3)電顕による生細胞観察:生物学・医学応用、位相差法の将来
自然科学研究機構 岡崎統合バイオサイエンスセンター 教授 永山 國昭
5-4)バイオ(高速)原子間力顕微鏡:フィードバック制御、探針の修飾、位相イメージング
金沢大学 大学院自然科学研究科(物理学) 教授 安藤 敏夫
5-5)分子イメージング:1分子計測技術による生命現象の解明
東北大学 多元物質科学研究所 教授 石島 秋彦
※ 講義の内容は都合により変ることがあります。



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