日経バイオテクビジネスレビューの3月27日号を発行しました。今回のCover Story欄で取り上げたのは、植物由来のバイオマスで汎用プラスチックを生産しようという産学連携の構想についてです。

 植物由来の樹脂としてはポリ乳酸が有名ですが、ユーザーである電機、精密機械、自動車などのメーカーにとっては使いやすいものではありません。そこで産学が連携して、ポリエチレンやポリプロピレンなど、身の回りで大量に利用している汎用樹脂をバイオマスを使って生産するための技術開発に取り組もうというのです。ただし、ユーザーは環境対応のために植物由来の樹脂を求めているものの、コスト高になってまで使おうとはしません。石油由来の汎用樹脂にコストで対抗するためにどのような技術開発に取り組もうというのか、リポートしました。

 ビジネスレビューのTrend欄では、「細胞処理施設(CPC)」の話題を取り上げました。CPCは再生医療や細胞医療などの医療技術が普及していくための“インフラ”ですが、各大学で適切に管理・使用されているとは言えず、そのことが再生医療の普及を妨げる一因になりかねないと指摘されています。こうした問題を避けるために、新しいコンセプトのCPCを提案する動きがあるので、その動向をまとめました。

 Strategy欄では、持田製薬の創薬戦略を取り上げました。旧山之内製薬、ノバルティスファーマを経て持田製薬に入社した磯村研究本部長が打ち出した戦略は、中堅製薬ならではのものです。

 Technology欄のテーマは、北陸先端科学技術大学院大学の芳坂助教授の研究を基にしたたんぱく質のピンポイント標識技術です。

 好評連載のPipeline Report欄の第3回のテーマは、過敏性腸症候群(IBS)治療薬です。

 詳細は日経バイオテクビジネスレビュー3月27日号でお読みください。(日経バイオテク編集長)

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