バイオ研究者のキャリアアップとスキルアップにお役立ていただきたいと今年1月に創刊した無料のPDFマガジン「BTJジャーナル」の第3号を、ただいま公開しました。

 次のサイトでダウンロードして、ぜひお読みください。
http://biotech.nikkeibp.co.jp/btjjn/

 今号では、日経バイオテク・オンラインの記事で一番の注目度を読者からいただいている「論文ねつ造」問題を、特集で取り上げました。

 ただいま今年の記事スコアをチェックしてみたら、トップ10のうち実に6本が、論文ねつ造の記事(BTJジャーナルの記事もトップ10に2本入ってました、関連記事1関連記事2)。

 その中でも2倍近くの大差で、2位を引き離したトップ記事「続報、大阪大学、論文ねつ造で2教授らを処分、懲戒処分が緩和された経緯は?」(関連記事3)の詳細を、今号の「リーダーインタビュー」でお届けします。

 “赤コーナー”の2番目は、2月24日に都内で開催したBTJジャーナル創刊記念セミナー「科学者の論文ねつ造事件の背景をその防止策」のレポート。

 1)純粋培養が多い日本の大学や学会は、教育機能が不全に陥っている、2)インパクイトファクターなどに偏重した業績至上主義の弊害が目立ってきた、3)ともすれば処分が懲罰に偏り勝ち(日本では歴史が浅いこともあるのですが)、4)授業料を払う一方でただ働きしている学生の受益者問題、などが明確にクローズアップされるなど、実り多いセミナーでした。

 これに続く“青コーナー”「テクノロジー」は、最先端の技術を紹介する「ニューテクノロジービュー」がデビュー。今号では、ノーベル賞に輝いた生体高分子の質量分析技術が進化した「質量顕微鏡」を紹介しています。影を見ている従来の顕微鏡とはまったく異なり、2次元の座標情報に沿って分子の分布を描画できる画期的な顕微鏡。システム生物学を加速するばかりでなく、病気の診断や新薬のスクリーニングを目的とした評点探索にも貢献すると期待が膨らんでいます。

 3番目の“赤コーナー”は「バイオ研究よろず相談」。バイオ研究の先達にお話をうかがい、読者のみなさんの“お悩み”に答えていくコーナーです。今号のテーマは、海外留学のコツ。まずはTVの人気番組「世界ウルルン滞在記」のような体験を、というお薦めを、東京海洋大学の竹内さんにうかがいました。

 頼れる兄貴分や多様なキャリアパスを経験なさった方など、バイオ研究の先達に指南いただく体制を、BTJ編集部で着々と整えています。

 キャリアアップや実験手技などのお悩みをどしどし編集部までお寄せください( mailto:btjjn@nikkeibp.co.jp )。

 4番目の“黄コーナー”は、「学会ダイレクト」。注目のバイオ関連イベントを、リンク付きで一覧紹介する「カレンダー」に加え、今号では3月下旬に開かれる日本農芸化学会(開催地:京都)と、日本薬学会(同:仙台)の注目発表の一部を、「学会プレビュー」としてまとめました。

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