持ち時間60秒の残り秒数が大きく掲示される「ライブステージ上」で、研究者が自らの研究成果をプレゼンテーション──。

 わずか1分で、取り組んでいる研究のおもしろさを伝えようという、サイエンスコミュニケーションの究極の形ともいえる日本初の試みが、東京国際フォーラムで2005年12月22日、行われた。

 このイベントの名は「さきがけライブ2005」。独立行政法人 科学技術振興機構(JST)が、戦略的創造研究推進事業の一つとして実施している「さきがけ」制度(http://www.jst.go.jp/kisoken/presto/)の成果発表会だ。

 「さきがけ」は1991年に発足した個人研究推進事業で、現在は原則として3年で3000万円から4000万円程度の研究費が、個人の研究者に支給され、使用用途の制限も比較的少ない。このところ採択予定数を20倍前後も上回る応募が寄せられるという人気だ。

 「さきがけライブ2005」で発表した研究者は70人で、このほぼ半分はバイオと関係が深い研究課題だった。

 生き生きとしたプレゼンが相次いだのには、発表者が高い競争率を勝ち抜いて採択された若手トップランナーであるからだけではない。実は、ちゃんと周到な準備があった。

 まずは、進行中の「さきがけ」306課題に終了した354課題も合わせた600を超える「さきがけ」課題の研究者の中から、成果を発表する70人を選りすぐった。

 さらには、東京で2回、大阪で1回、リハーサルを行い、JSTに属する日本科学未来館で活躍するサイエンスコミュニケーションのプロがアドバイスした。

 この「さきがけライブ」の熱気を伝えるレポートを、バイオ研究者のキャリア/スキルアップを支援する月刊のPDFマガジン「BTJジャーナル」の創刊第2号に掲載した。


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