日経バイオテクビジネスレビューの第2号に当たる2月27日号を発行しました。今号のCover Storyのテーマは、「鳥フル(インフルエンザ)関連ビジネス」です。

 高病原性鳥インフルエンザの発生を抑えるために、養鶏業者の間ではワクチン接種を求める声が挙がっています。ヒトの新型インフルエンザとなって流行すれば、人類に脅威を与えかねない話題だけに、「ビジネスチャンス」というのはちょっと気が引けますが、ワクチンや検査などに現場の需要が高まっているのは確かです。

 ただし、現在、農林水産省は鶏へのワクチンの使用は認めず、感染が確認されたら殺処分をするという対策を採っています。この規制の下で、ワクチンや検査のマーケットが立ち上がるかとなると疑問です。マーケットが期待できなければ、民間企業は技術開発に乗り出すこともなく、技術革新も期待できません。国際的にはワクチンの使用が広がりつつある中で、農水省はこの問題をどう考えているのか、検証しました。

 このほか今回のビジネスレビューでは、Strategyの欄で三菱ケミカルホールディングスの個別化医療実現線戦略、Technologyの欄で江崎グリコの新素材・酵素合成アミロースの解説、Marketの欄では市場が急拡大しつつある医療用のインフルエンザ迅速診断キットについてを取り上げました。また、好評連載のPipeline Reportでは、制吐薬をテーマに研究開発動向をまとめました。

 詳細は、日経バイオテクビジネスレビュー2月27日号をお読みください。(日経バイオテク編集長)