輸入された米国産牛肉から特定危険部位である脊柱が発見され、牛肉の米国からの輸入がストップしたというニュースに、1年ほど前に読んだ1冊の本を思い出した。「だから、アメリカの牛肉は危ない! 北米精肉産業恐怖の実態」(河出書房新社)である。悪趣味なタイトルが付いているが、社会学者が移民によって支えられる食肉産業の構造的な問題を掘り下げた内容。今回の輸入ストップという事態の背後に何があるのか、うかがえるように思える。(サイエンスライター 松永和紀)

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