今回はまず、1年前のお詫びをしたい。私は昨年12月1日付本欄で、「激突期待できる農薬リスクコミュニケーション」と日本農薬学会レギュラトリーサイエンス研究会を紹介した。その後、多くの方から「研究会の模様をコラムに書かないんですか?」と尋ねられた。が、書けなかった。市民が訴える健康リスクには、科学的にみて多くの疑問があった。しかし激突どころか、研究者たちは「被害者」の心情を慮って、質問すらできなかったのだ。今年のシンポジウムには私も出させていただく。リスクコミュニケーションは可能なのだろうか?(サイエンスライター 松永和紀)

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