化学物質の環境リスク管理学を研究している中西準子氏が今年3月、自身のサイトに書いた文章が名誉毀損にあたるとして、日本内分泌攪乱化学物質学会(環境ホルモン学会)の会員である京大教授から訴えられた。私は、注目し傍聴もしてきたのだが、中西氏が9月末、違法提訴として反訴し、裁判所に決定的な証拠を提出したことで、事態はがらりと変わったと思う。ところが、多くの人は裁判の経過を知らない。そこで、今週と来週の2回にわたって、この裁判を「情報伝達のゆがみ」という点から考える。(サイエンスライター 松永和紀)

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