東京大学(代表、農学生命科学研究科塩田邦郎教授)シンポジウム「Genome-Wide Epigenetics 2005」が下記の要領で開催される。




平成17年度 東大シンポジウム
Genome-Wide Epigenetics 2005
November 7 - 10&s_comma; 2005&s_comma; Tokyo&s_comma; Japan




“DNA塩基配列の変化を伴わず細胞分裂後も継承される遺伝子機能の変化を研究する学問領域”はエピジェネティックスと呼ばれる。ヒトやマウスの全ゲノム塩基配列が決定され、生命科学研究はポストゲノム時代に突入した。今後の重要な課題の一つは、身体を構成するほぼ全ての細胞が、同じDNAを持ちながら如何にして異なった形質を発揮し維持しているかを知ることである。DNAのメチル化は哺乳類ゲノムDNAにみられる唯一の化学修飾で、多くの場合、メチル化された遺伝子領域はクロマチン構造の変化を伴い不活性化される。本シンポジウムでは、DNAメチル化状況とヒストン修飾に焦点をあてたゲノム全域のエピジェネティックスの最先端を紹介する。

DNAメチル化とヒストン修飾によるクロマチン構造変化は、エピジェネティックス制御系の中心で、細胞の種類を特徴づける遺伝子発現の記憶固定装置と考えられる。エピジェネティックス研究は、細胞の分化や個体発生の基礎として、また、がんや生活習慣病などの疾病対策および再生医療の新技術の基盤として、重要な位置づけにある。しかし、ゲノム全域のエピジェネティックス解析は膨大な情報を対象にして研究をおこなうことになり、国際ネットワークあるいは国際コンソーシアムを形成することが必要になる。本シンポジウム開催を通じて、本学がエピジェネティックス研究の拠点となることが期待される。


日時:平成17年11月7日(火)〜10日(木)
会場:東京大学構内 山上会館大会議室
代表:東京大学大学院農学生命科学研究科・教授・塩田 邦郎
事務局:東京大学大学院農学生命科学研究科細胞生化学研究室(服部 中)
開催案内:http://cb8.ar.a.u-tokyo.ac.jp/GWE2005/information.html
参加申込み:上記webサイトのregistrationページからオンライン登録(無料)