世界最大のバイオ展示会・会議、BIO2005の日本パビリオンが盛況だ。初日、1万8000人の登録入場者の内、日本パビリオンの訪問者が1万人を突破した。JETROが昨日、主催したジャパンナイトも、参加者が1200人を突破、前回のSan Franciscoを上回った。
 パビリオンの位置にも恵まれたが、何よりもわが国各地のバイオ・クラスターがほぼ集結、研究環境や域内のベンチャーを売り込んだことも貢献した。大阪府、神戸市、横浜市、九州、静岡県などのバイオクラスターが参加した。実際の商品力や技術力は、台湾とほぼ拮抗する程度だったが、ユニークな国産のアイデアに飛びついた海外企業もあり、昨年に比べて商談にまで進む例も多かった。わが国のクラスターも徐々に成長しつつある証となった。
 パビリオンではJETROが、昨日の昼にはわが国の値段の3倍(赤身で8ドル)もする寿司をふんだんに振る舞い、集客に貢献した。昨年の景品は塗り箸は異彩を放っていたが、今年は日本の旗をあしらったマグネットと、唯一の不満を残した。次回のBIO2006は米国Chicago市で開催される予定だが、JETROの担当者は「毎年出典した方が良い」と早くも来年も日本パビリオンを設置する意向を表明した(宮田 満@Philadelphia)。