つくばバイオ・ゲノム推進会議が下記の要領で開催される。最新情報は「バイオ関係者、皆のホームページ」学会・補助金欄、もしくはHot Newsの上フレームにある分野別Hot Newsセミナー学会を選択してアクセスできる。
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      つくば先端医療産業創出特別研究交流会
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◇第10回つくば医療産業懇談会
◇平成16年度つくばバイオ・ゲノム推進会議研究交流会
http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/syoukou/shosei/news-bio161118.htm

バイオテクノロジー研究成果の展開分野のひとつに、医療や医療関連産業があります。
つくばには筑波大学の医学系、附属病院があり、研究から臨床、産業化へのトランスレーショナルリサーチの拠点として期待されています。
今回はその筑波大学の先生方から、シーズ・ニーズの発表を含めた講演をいただきます。
産業界や異分野の研究者の方々に、ビジネスチャンス、あるいは今後の共同研究のきっかけづくりの機会としてご参加いただければ幸いです。

◆開催日時:11月18日(木)15:00~19:00(交流会を含みます)
◆開催場所:(株)つくば研究支援センター
http://www.tsukuba-tci.co.jp/
◆プログラム
【15:10~15:40】

「リン酸カルシウム複合化靭帯による膝前十字靭帯再建術?実験室から手術室へ?」

坂根 正孝 講師
(筑波大学大学院人間総合科学研究科 臨床医学系 整形外科)

(アブストラクト)
スポーツ人口の増大と運動技術の高度化に伴い、腱・靭帯を損傷する患者数が急激に増加している。その治療法のひとつに「膝前十字靭帯(ACL)再建手術」があり、自家腱を移植する方法が主流となっている。そのポイントの一つは、自家腱と骨を速くかつ強固に固定することである。研究では、交互浸漬法によって靭帯の表面に骨と親和性が高いアパタイトを修飾して、骨?靭帯間の結合強度を高めることを目標とし、臨床試験も行っている。この研究からわかった新しいバイオマテリアルの開発と材料の臨床応用にいたる過程での問題点と解決の手法、異分野共同研究の有用性と問題となりやすい点についてエンドユーザーである臨床医の立場より講演する。

【15:40~16:10】
「工学との融合による医療機器開発 ? エラストグラフィー(組織弾性イメージング)装置の開発 ?」

植野 映 助教授
(筑波大学大学院人間総合科学研究科 臨床医学系 乳腺甲状腺内分泌外科)

(アブストラクト)
乳癌の日常診療においては、触診、マンモグラフィ(X線診断)、超音波による検査が行われている。なかでも超音波診断の発展には著しいものがあり、この度、筑波大学と日立は情報工学の技術を付加したさらなる新しい装置を協同開発した。これは、癌の組織が正常組織よりも硬いところに着目し、組織の弾性を可視化したものである。臨床治験を行ったところ、従来よりも簡便に癌の鑑別診断ができる結果が得られた。この情報工学系と企業そして臨床医学系による産学協同の成功事例について講演する。

【16:10~(16:40】
「広範囲関節軟骨欠損の再建術における軟骨再生と関節運動のシミュレーション ? 工学への期待? 」

石井 朝夫 助教授
(筑波大学大学院人間総合科学研究科 臨床医学系 整形外科)

(アブストラクト)
加齢変化や関節の外傷後などに、関節の軟骨が広範囲に磨耗・欠損していく変形性関節症は、55歳以上の68%に発症しており、痛み・関節の動きの制限などでQuality of Life(QOL)を低下させるのみならず、米国だけでも年間7兆円以上の経済損失を与えていると試算されている。現在の治療方法として重症の場合は人工関節を使用することが多いが、親和性や強度、磨耗、緩み、感染などの問題がある。これに替わり長期安定的に治療する方法として、自分の細胞を利用し軟骨再生させる治療法を研究している。この場合、自家細胞が増殖・分化する部位(骨)の表面も損傷していることが多く、骨の加工(切削)も必要となる。さらにその過程で、創外固定器により関節の動きを制御しつつ軟骨を安定に再生させ、かつ効率的にリハビリテーションを行う必要がある。いずれについても人間本来の非常に複雑な関節の動きをシミュレートし、再現することが重要であり、それを反映した骨の切削器械や創外固定器の開発に関する工学への期待について講演する。

【16:40~17:10】
「遺伝子細胞治療 ? 再発性白血病における臨床応用から ?」

小野寺 雅史 講師
(筑波大学大学院人間総合科学研究科 臨床医学系 血液内科)

(アブストラクト)
現在行われている「細胞治療」の有効性ならびに安全性を高めるため、レトロウイルスベクターにて分化に関わる遺伝子や安全弁として作用する自殺遺伝子を各種体細胞、あるいは胚性幹細胞(ES細胞)に導入し、これら遺伝子改変細胞にて治療を行う「遺伝子細胞治療」の確立を目指す。現在、その臨床応用例をして、筑波大学附属病院では厚労省、文科省の承認を得、骨髄移植ドナー由来のリンパ球にレトロウイルスベクターにてヘルペスウイルス・チミジンキナーゼ遺伝子を導入し、再発白血病患者に投与するドナーリンパ球輸注療法を院内のCPCを活用して実施している。これら研究における経験とトランスレーショナルリサーチの重要性について講演する。

【17:10~17:40】
「遺伝子改変マウスの受託作成と供給 ? 生命科学動物資源センター ?」

高橋 智 教授
(筑波大学大学院人間総合科学研究科 基礎医学系 解剖学・発生学研究室)

(アブストラクト)
筑波大学生命科学動物資源センターでは、委託者から提供されたDNA試料やES細胞を用いて、質の高い遺伝子導入マウスやキメラマウスの作製等を有料にて受託作成及び供給している。また、蛍光遺伝子を導入したマウスの作成や、その動態をモニターする機器開発などを含めた応用研究などの共同研究も可能である。センターのこれらの事業内容及び今後の方向性について講演する。

◆交流会(18:00~19:00) ※会費1000円

◆申込(書き記載のうえ11月12日までにお願いします。)
・講演会の出欠
・交流会の出欠
・所属機関
・所属部署
・役職
・氏名
・住所〒
・tel
・email
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茨城県商工労働部産業政策課
産学連携推進室つくばオフィス 主任

飯野 英樹 h.iino@pref.ibaraki.lg.jp

305-0047つくば市千現2-1-6
つくば研究支援センターA27
TEL:029-858-6105 FAX:029-858-6009
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