9月末から10月上旬にかけて、米国で遺伝子組み換えの最新事情を視察した。研究所でも農家の間でも、コーンの新品種の話題で持ち切りだった。従来のBtコーン(アワノメイガ抵抗性)に根切り虫抵抗性も付加された品種が、来年ついに市場に出るのだ。米国の農家の多くは大歓迎だが、非遺伝子組み換えを求める日本の食品企業は将来、大きな問題を抱え込むかもしれない。非組み換えを確認するための検査コストが跳ね上がる可能性が出てきたからだ。(サイエンスライター 松永和紀)

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