皆さん、おはようございます。昨晩のスミソニアン博物館宇宙・航空博物館を全館貸しきって行われたBIO2003のさよならパーティも終了、全ての日程が終わりました。
 平均睡眠時間3時間の強行日程も無事にこなすことができ、心残りは皆さんに最新ニュースをお届けしていないという点だけです。来週の月曜日から、BIO2003で拾ったスクープをBIO2003報告として掲載いたしますので、ご期待ください。
 今回のBIO2003は、一言でいうと、ゲノム解読終了後低迷していたバイオ産業に新しい光が見えた、のではないかと思っています。RNAiやグリーンバイオ、システム生物学、ナノバイオなどの実用化の波がひたひたと押し寄せていました。
 また、アフリカやインドなどの新興勢力がバイオの潜在力を強調した点も見逃せません。低迷しているバイオ株も、「実際の価値より不当に評価されており、今年後半にはもう一度投資のウインドウが開くだろう」(Burill&Company社CEOのBurill氏)という強気の予測も出てきました。
 Bush大統領が打ち出したバイオシールド計画が、10年間で6000億を投資することを議会に要請しており、法案が通れば、ヒト・ゲノムの2倍の研究費が米国のバイオ研究に投入されることになります。軍事研究は決して効率的な研究ではありませんが、回転資金が底を着こうとしている多数のバイオ・ベンチャーには慈雨となりそうです。公定歩合が引き下げられたばかりで、不景気の米国ですが、バイオには一抹の光を見た気持ちです。
 では、皆さんもお元気で。(宮田 満@Washington D.C.)