日本学術会議界面科学技術機構は、「第1回バイオ・ナノインターフェイス国際会議」を5月19日から6日間都内で開催する。バイオテクノロジーとナノテクノロジーの境界領域の研究開発を促進するために、今回は特に界面科学(インターフェイス)に焦点を当てる。

 「今回のメインテーマは、生物学や医学と理工学の融合」と、組織委員会委員長を務める東京農工大学工学部長の松永是氏は国際会議の意義を説明する。さまざまな反応は物質間の相互作用によって支配されており、そのメカニズムを扱う界面科学を中心に、これまで別々に行われてきた研究分野の融合を図ろうとしている。会議には、世界19カ国から400人以上の研究者が参加する予定だ。

 会議では、Lab-on-a-chip技術やバイオ・センサーなど15のセッションが予定されている(囲み参照)。基調キーノート講演では、91年にノーベル物理学賞を受賞したPierre Gilles de Gennes氏が「細胞の接着動力学」を、93年にノーベル医学・生理学賞を受賞したRichard J. Roberts氏が「新しい特定酵素発見のためのゲノム工学とバイオインフォマティクスの利用」を、それぞれ発表する。

 なお、参加費は一般4万5000円、学生は2万円だ



※※第1回バイオ・ナノインターフェイス国際会議の概要
期日:2003年5月19日(月)から24日(土)
会場:アルカディア市ヶ谷(私学会館・東京)
セッションの内容:生物化学ナノマテリアル/ソフトマテリアル/界面ゲル/分子操作/ナノ界面/バイオ・コンジュゲート/分子シンクロ/バイオ・ターゲティング/単一細胞技術/ナノソフトマシン/ポストゲノム技術/Lab-on-a-chip/再生技術/バイオセンサー/ナノ情報デバイス
詳細はこちら(http://www8.ocn.ne.jp/~icbn)


+ナノバイオ+++