東京大学大学院工学系研究科は2月7日に、シンポジウム「バイオチップ:医療を変えるマイクロ・ナノテクノロジ」を開催する。ナノテクノロジーとバイオテクノロジーを組み合わせたバイオチップ技術など、新しい研究開発技術の最新動向が紹介される。参加は無料だ。

 東京大学大学院工学系研究科(工学系研究科長、大垣眞一郎教授)は、2月7日にシンポジウム「バイオチップ:医療を変えるマイクロ・ナノテクノロジ」を開催する。ヒト・ゲノム解析が完了した現在、医療現場では、微量検体から大情報量(免疫疾患、肝機能疾患、ガンなど)を短時間で取り出す、親指サイズのバイオチップ創成への要求が強い。このような背景から、本シンポジウムでは、バイオチップの将来展望を語る場として開催される。

 講演内容は、マイクロ・ナノサイズの流路を持った化学分析システムにおける、流れの可視化計測などの基礎研究から、一滴の血液から総合健康診断を行うバイオチップの創製、といった応用研究まで。本研究の暁には、医療がより身近なものになり、テーラーメイド医療(個人にあった最適の医療)への道が開かれるものと期待される。講演者は、計17名のバイオチップ研究に携わる東大研究者。なお、東大医科学研究所、榊佳之教授による基調講演「ゲノム科学これからの50年とナノ技術への期待」も予定されている。また、最後に参加者同士の交流会も開く。この交流会では、各研究室で試作されたバイオチップの展示を行う。

バイオチップ:医療を変えるマイクロ・ナノテクノロジ
日時:2003年2月7日(金) 9:30~17:40
場所:東京大学大学院医学系研究科教育研究棟14階 鉄門記念講堂
連絡先:東京大学大学院工学系研究科 精密機械工学専攻 鳥居徹
TEL・FAX:03-5841-6492
E-mail:torii@intellect.pe.u-tokyo.ac.jp
参加費:無料 直接会場にお越し下さい。申し込みの必要はありません。
懇親会:山上会館 001会議室 18:00~20:00

連絡先 工学系研究科精密機械工学専攻 鳥居徹(torii@intellect.pe.u-tokyo.ac.jp)
プログラムなどの詳細はこちら