皆さん、おはようございます。Stockholmはまで日が出ていません。現地の方はフレッシュといいますが、肌を刺すような寒さです。Erickson社に代表されるITブームで最も熱い北の都市といわれたStockholmもITバブル崩壊でやや落ち着きを取り戻しています。現在、同市にはモバイルコンピューティングのサイエンスパークを拡充して捲土重来を期しておりますが、どうやらStockholmが本気で次の産業と考えているのは、紛れも無くバイオテクノロジーでした。
 現在、Karolinska研究所の南北のキャンパスとStockholm大学を結ぶ広大な3角地帯を、ライフサイエンス地域へと開発する計画が検討されています。まだ、政治的な決断は下っていないということですが、間違いなく次の10年の成長のインフラはバイオにあると、関係者は鼻息が荒い状況でした。
 ノーベル医学生理学賞を決定する委員会、ノーベル・フォーラムの意外と質素な建物がKarolinska研究所北キャンパスの入り口の左にノーベルの銅像と共にありました。昨日はこの北キャンパスで、システム生物学の国際学会あり、ちょうどメタボロームのサテライト集会が開催されているところでした。慶応大学先端生命科学研究所の冨田教授を中心に国際的な顔ぶれが揃っていました。どうやら将来のノーベル賞を目指す動きはもう始まっているようです。
 本日は、Karolinska研究所でバイオバンク、生命倫理、幹細胞研究の取材を行ってまいります。
 当地は勿論氷点下です。では皆さんお元気で。(宮田 満@Stockholm)