バイオファイナンスギルドの実習二日目が始まった。今度は山形県鶴岡市の鶴岡城の百軒堀にある慶應義塾大学先端生命科学研究所センター棟に移動、全員Linuxを駆使して、前日に解読した DNA配列の機能を同定することに4班ともどうやら成功した模様。
前日のシーケンスの結果は、4班とも1000塩基近く読むという20年前の私の経験からは夢のような結果を、まったく経験のなかったバイオ投資関係者が出して、実は本当にびっくりしています。高校生のグループは10班中3班が失敗したとプレッシャーをかけられていたのですが、全員成功で少し鼻高々です。
午前中のバイオインフォ実習で、枯草菌のゲノム配列データベースを検索、蛋白の解読枠を決定、アミノ酸配列に変換、アントレプロテインで蛋白を同定しました。Linuxということで硬くなりましたが、GUIが良くできており極めて円滑に同定することに成功しました。途中、余計なことをした方もおりました、一時、配列が同じ班員なのに異なり騒然としたこともありましたが、約1時間半で皆さん蛋白を同定することができました。
どうやら今回の実習でシーケンスした蛋白は、RNA合成酵素α鎖、洗剤用酵素アルカリプロテアーゼ、グルタミン合成酵素、細胞分裂開始蛋白ftzであることが最終的に分かりました。
こんなに円滑に全てうまくいったのは、やさしい蛋白を選んでいただいた慶應義塾大学のスタッフの気遣いと、やはり枯草菌のゲノムを97年に完全解読していただいた日欧の研究者達のおかげだと感謝しております。
午後は栄研化学の御協力により、同社の開発した等温遺伝子増幅技術「LAMP法」の実習です。また、その様子は続報いたします。(宮田 満@鶴岡)


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